優しい気持ち

本日の星椎水精先生のコラムで紹介されていた体験談も、とても良いお話でした。

生きている多くの人々は、自分からの視点ばかりで、『霊からの視点』を考える人はほとんどいないのではないでしょうか。

その最たるものともいえるのが、「先祖が我々末裔を苦しめるはずがない」という考え方です。

「霊は成仏しているもの」と勝手に決めつけ、あくまで生きている今の自分の考えを基準にしています。

実際に霊はどんな気持ちでいるのか、霊の視点に立った考えを出来る人はほとんどいないのではないかと思います。

その結果、先祖からの「助けてくれ！」という様々なサインを無視することに繋がり、ガン患者や自殺者の増大などの悲劇を生んでいるわけです。


さて、本日の体験談にあったように、亡くなってもなお成仏出来ずに苦しんでいるのが霊の本当の姿なのですが、肝心の身内でさえ霊の苦しみは全く理解出来ていないのです。

そのため霊としては、親戚の霊感のある人や優しい人を頼ったり、または無関係であっても星椎水精先生の浄霊を理解している我々に「助けてほしい」とすがってきます。

今日の体験談も、親戚といえども実際は疎遠の親戚だったわけで、本来であれば両親など近しい人にすがっていくものです。

ですが身内は分からないため、助けを求める霊としては「分かってくれる人であれば誰でもいい」と、親戚や他人と言えども憑依してくるわけです。

霊は切羽詰まっており、必死で訴えているということ。

これが本当の「霊の視点」であり、それを理解するには優しい気持ちが必要不可欠だと思うのです。

星椎水精先生の浄霊（先祖供養）に必要なのは、無欲で優しい心と自主性です。

自分が先祖の立場だった場合、気づいてもらって助けてもらえれば、どんなにうれしい事でしょう。

それが想像でき行動できる人が、霊の視点を理解できる本当に優しい「いい人」なのではないかと思います。


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