久々に「世の中のこと」をのらりくらりと綴ってみようと思います。
民主党の内閣が発足して1カ月余り、選挙前の公約を果たすべく政治が進められようとしています。
政治家、政党を選ぶ基準としては憲法に対するスタンスを重きにおいているので先日の総選挙ではそれなりの選択をしました。ということで自公政権よりは民主政権のほうがまだいいかなと思う程度の感覚なのでそれほど強い現政権支持者ではありません。
新内閣は子ども手当、高速道路無料化、農家個別保障、天下禁止等々いろんな政策に着手していますが、今回はダム事業の見直しについて愚見を。
前原国土交通相がダム事業の見直し、特に八ツ場ダムの中止を決断しました。このことの功罪がいろいろ取りざたされていますが、私が一番良かったと思うのは八ツ場ダム事業が世に広く知らしめられたことです。前長野県知事の田中康夫氏が掲げた脱ダム宣言でダム建設事業がクローズアップされましたが、それは長野県という限られた地域でのことだったので今回ほどの全国的議論とまでは発展しませんでした。
この八ツ場ダム中止の問題で、半世紀以上も建設が続けられ未だ完成の目途も立たない事業が存在するということの異常さが浮き彫りにされました。ダム建設事業費のこと、治水・利水の必要性等、計画当初とは大きく変化したダム建設を取り巻く環境を考えれば前原国土交通相のいう「八ツ場ダム建設中止」は尤もなことだと思います。
なぜ今までダム事業が止まらなかったのか。それは公共事業に依存する人々が既得権益集団となって、「公共事業複合体」をつくって国の政策に大きな影響力をもっていたからではないでしょうか。
まさのあつこさんが氏のブログで「八ツ場ダムの七不思議」を語っていらっしゃいます。(http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/7-03cc.html)
民主党の内閣が発足して1カ月余り、選挙前の公約を果たすべく政治が進められようとしています。
政治家、政党を選ぶ基準としては憲法に対するスタンスを重きにおいているので先日の総選挙ではそれなりの選択をしました。ということで自公政権よりは民主政権のほうがまだいいかなと思う程度の感覚なのでそれほど強い現政権支持者ではありません。
新内閣は子ども手当、高速道路無料化、農家個別保障、天下禁止等々いろんな政策に着手していますが、今回はダム事業の見直しについて愚見を。
前原国土交通相がダム事業の見直し、特に八ツ場ダムの中止を決断しました。このことの功罪がいろいろ取りざたされていますが、私が一番良かったと思うのは八ツ場ダム事業が世に広く知らしめられたことです。前長野県知事の田中康夫氏が掲げた脱ダム宣言でダム建設事業がクローズアップされましたが、それは長野県という限られた地域でのことだったので今回ほどの全国的議論とまでは発展しませんでした。
この八ツ場ダム中止の問題で、半世紀以上も建設が続けられ未だ完成の目途も立たない事業が存在するということの異常さが浮き彫りにされました。ダム建設事業費のこと、治水・利水の必要性等、計画当初とは大きく変化したダム建設を取り巻く環境を考えれば前原国土交通相のいう「八ツ場ダム建設中止」は尤もなことだと思います。
なぜ今までダム事業が止まらなかったのか。それは公共事業に依存する人々が既得権益集団となって、「公共事業複合体」をつくって国の政策に大きな影響力をもっていたからではないでしょうか。
まさのあつこさんが氏のブログで「八ツ場ダムの七不思議」を語っていらっしゃいます。(http://dam-diary2.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/7-03cc.html)
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