政権交代後～2

今回は高速道路無料化について思うままに。
高速道路の無料化に賛成です。道路は国民の財産であって管理維持はすべて税金で賄うものだと思っています。

高速道路無料化政策について「ＣＯ2の増加」「高速道路の渋滞」「公共交通機関に対する影響」「受益者負担の原則」などの理由での反対意見があります。それらの危惧については環境税の名目で自動車用燃料に相当の税を課すことにより解決できるのではないでしょうか。

道路を利用することではなく自動車を利用することに重点を置いて「受益者負担」ということを説くならばより公平感が見えてくるのではないでしょうか。燃料費を引き上げることで自動車そのものの利用を抑制することができ、「ＣＯ2の増加」「高速道路の渋滞」を防げると考えます。公共交通機関には社会的貢献度（交通弱者へのサービスや環境保全）に応じて燃料に課する税の還付等で救済策がとれるでしょう。

民主党が高速道路無料化政策を提案した当初の目的は無駄な道路建設の抑制にあります。国は高度成長期から一貫して道路建設を促進してきましたが、その過程で道路建設のための特別な財源が生まれました。高速道路の料金プール制そして自動車関連の税の税率の暫定引き上げ（いわゆる暫定税率）です。しかしその仕組みもほぼ役割を終えようとしている今、道路行政の方針を大きく転換すべきではないでしょうか。