
2008(平成20)年の『宝ニュース』8月号に「9月2日は「宝くじの日」」という見出しの記事がある。宝くじというのは毎回「今度こそは」と思いながら、夢と希望を託して買うもの。しかし、後日発表される当選番号をネットや新聞などで確認をしてみると、おそらくほとんどがハズレだろう。下1ケタが一致していると獲得できる数百円は慰めのようなもので、さすがに当たったとはいいがたい。たまに運よく数千円を手に入れて、元が取れたとホッとするくらいではないだろうか。ちなみに、宝くじがよく当たるといわれるのが銀座にある西銀座チャンスセンター。ここは平日の昼間でも行列ができるときがあり、しばらくの間待たなければ買えないにもかかわらず、熱心な人たちが並ぶ。はたしてそのなかで実際にどれだけの人が幸運をつかんでいるのだろうか。