令和の札所を歩く ~失われた札所を探して~

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(札所ガイド)高麗坂東三十三観音(十四番) 飯能市・満福寺 6/35

2023-06-12 07:10:00 | (札所)高麗坂東三十三観音

(レポート)

訪問日:令和5年6月4日


満福寺さんに到着。

六地蔵さまがお出迎え🙏





門の中には、強そうな仁王像さま👹




な、なんと懸造りの鐘楼が!!(初めて訪れたのは、これが目的です)


足も素敵😍


お太師さま(弘法大師)🙏



立派な本堂です。



洗心童子がお出迎え。


さて、堂内へ

(ここからは、文書での説明です。)


入って正面に御本尊さま。

まずはご挨拶🙏🙏🙏








御本尊さまです。
是非、拝見したいです🙏
(飯能の仏像より)

堂内明るく、気持ちよく参拝できます🙏




書き置きでいただけました✌


寺院名:満福寺(まんぷくじ)

所在地:飯能市永田395

札所番号:十四番

御本尊:聖観音

宗派:真言宗豊山派


①建物:あり
②住職:常駐
③管理人:満福寺
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能(掲載不明)
⑦御朱印:あり(300円)
⑧ご開帳:午年(日程要確認)


◎まとめ
(難易度)★★【2.0】
・札所へのアクセス★★
・御朱印のもらいやすさ ★★
・堂内(現地)見学 ★★


(達成感)★★★【3.0】
・御朱印をいただけました
・御本尊は秘仏のため拝見できず(次の開帳で)


(満足度)★★★★【4.0】
・住職、副住職含め皆さん親切です。
・札所の案内板は、わかりませんでした。


◎御詠歌
万代(よろずよ)の 末も永田の 障りなく 御法(みのり)の道は 永く栄えん


満福寺さんは偶数月の第一日曜日に「お経を楽しむ会」を開いています。最初に副住職と読経を行ない、その後住職を囲んでのお茶会となります。参加者の方とも交流も楽しめます。



満福寺の向かいにいらっしゃいました🙏


☆あと残り29/35!

(石仏&石碑ガイド④)飯能市/借宿神社の狛犬

2023-06-11 08:51:00 | 石仏・石碑
さて、3回目の今回もここ1年くらいに見た中でインパクトのあった石仏を✋😌👌

来訪日:令和4年7月1日

石仏名:借宿神社の狛犬
分類:狛犬
所在地:飯能市長沢6
造立年:?
サイズ:高さ80cmくらいか?
駐車場:なし
トイレ:なし
区分:珍しい石仏&石碑


御祭神は日本武尊です。


日本武尊が東征のおり、この地を宿とした事を縁起としてます。



こぶりですが、キレイな形です。




目的の狛犬は、本殿前でなく、右手にあります。






ありました。
このなんとも言えない表情😄
なぜこのお顔に?


他の方のブログやGoogleマップでも、大好評です。


(コメント)
・今までこんな顔をした狛犬は見たことがありません。
基礎知識なく寄ったため、見た時は思わず笑ってしまいました。

・そんなに古いものではありません。

・小さな神社ですが、きれいにされています。近所の方が大事にされているようです。




(勝手な評価・コメント)
〇総合:★★★+【3.5】
・はじめて見るタイプの狛犬にビックリ👀✨

〇保存状態:★★★【3.5】
・摩耗あり。
・近所の方がきれいに掃除をしていただいているようです。

〇見学環境:★★+【2.5】
・駐車場なし

〇芸術・精巧性:★★★【3.0】
・彫りは細かくない

〇珍しさ:★★★★【4.0】
・他の市町村で見たことがない

〇親しみ度:★★★★【4.0】
・なんとも言えない顔。愛嬌満点


(参考)
・Googleマップ


*民家の近くですので、駐停車駐車厳禁で。また、大声での会話にはご注意を⚠️注意⚠️













(開花情報)小鹿野町/花しょうぶ園 ・花菖蒲

2023-06-09 07:03:00 | 花・風景

(訪問日)令和5年6月8日

〇住所:小鹿野町両神薄2493

〇名称:小鹿野町花しょうぶ園

〇駐車場:あり

〇トイレ:あり

〇入場料:無料(協力金箱あり)


ネットでご開帳情報を探してる時に偶然発見。


時間休が残っていたため、行ってみることにしました🚙 💨💨


ナビはR299で行くように出ましたが、GoogleマップどおりにR140で行きました。途中すれ違えないトンネルや狭いところもありましたが、ほぼ行きやすい道でした。


先日おじゃました、法養寺薬師堂の先を左折します。


のぼり旗です。

町として力を入れています💪


入口です。

駐車場も近くにあります(無料)


16時くらいに入りました。


色とりどりの花菖蒲です。

いくつか系統があるとのことです。


黄色もいいですね。


これは「肥後系」?


?何系


これが、「伊勢系」でしょうか?


紫陽花も咲いてました。



ハナミズキも


整備されてて歩きやすいです👟





小鹿野町は花菖蒲以外にも年間を通じて様々な花が見られます🌸


手入れされている方に話しを聞かせていただけました。

・小鹿野町では花菖蒲は50年くらい前から栽培している。

・現在の場所は以前は棚田だった

・小鹿野町は雨が少ないため花の管理が難しい

・最近は獣害もあり柵を設置している。

・今は開花の第二期くらい。第三期になると、花が下を向いてしまうとのこと。

・開花終わった花びら、花弁?はひとつずつ手で取っているとのこと。手間ひまかかっています。

・「節分草」もおすすめとのこと☝️



とてもきれいに整備されてて、手入れされてる方の情熱を感じられました。


*詳細は小鹿野町のホームページで💻



帰りに薬師堂に寄ってみました。やはり素晴らしい造り。中を除くとぼんやりですが、十二神将が見えます👀✨



(札所ガイド)高麗坂東三十三観音(二十五番) 飯能市・金錫寺 5/35

2023-06-08 07:09:00 | (札所)高麗坂東三十三観音

(レポート)

訪問日:令和5年5月28日


金錫寺さんに到着。




ご挨拶を🙏🙏


解説です。





立派な本堂。


日影辻堂の御朱印をいただくため、あらかじめ連絡して行きました。
ご住職に御本尊の拝観を勧めていただいたので、お言葉に甘えることとしました。




御本尊の地蔵菩薩さまです。
「金錫寺」の「金錫」とは、お地蔵さまが持ってらっしゃる杖のことです。


まずはご挨拶🙏🙏🙏
(秘仏)
室町期。慶応時代に修理したそうです。
ご開帳要確認


さて、いよいよ札所の御本尊さまです。

聖観音さまです。
南北朝時代の仏像です。
法衣垂下(ほういすいか)です。御本尊は胡座ですが、はおりものが下に垂れている様子の事です。
高さ46.5センチと、小振りです。
優しい顔をされています✋😌👌


脇侍です。
左:不動明王
右:毘沙門天

この並びは真言宗の置き方との事



寺院名:金錫寺(きんしゃくじ)

所在地:飯能市赤沢258−1

札所番号:二十五番

御本尊:地蔵菩薩(札所は聖観音)

宗派:臨済宗建長寺派


①建物:あり
②住職:常駐
③管理人:金錫寺
④駐車場:あり
⑤トイレ:あり
⑥堂内写真撮影:可能(掲載不明)
⑦御朱印:あり(300円)
⑧ご開帳:お盆?




いただけました✌
力強い文字です💪



◎まとめ
(難易度)★★【2.0】
・札所へのアクセス★★
・御朱印のもらいやすさ ★★
・堂内(現地)★★


(達成感)★★★★【4.0】
・御朱印をいただけました


(満足度)★★★★【4.0】
・ご住職に堂内を案内していただけました。ご丁寧に説明いただけました。


写真は載せませんでしたが、板扉に描かれている龍虎、天井絵、欄間絵?など、状態良く残されています。
また改めてじっくり拝見してみたいです。
(写真はすべて「飯能の仏像」)


◎御詠歌
野ヶ崎の 行き来絶えせぬ 円通の 恵みに洩るる 人はあらじな
(昔25番 円通寺の歌)


☆あと残り30/35!

(巨石・磐座・懸造りガイド②)長野県佐久市/疣水神社・阿夫利神社・石宮神社

2023-06-08 06:51:00 | 磐座・巨石・懸造り
さて今回は、私の好きなジャンルの一つである「懸造り」をご案内します。


現在私は札所を夢中になって探索していますが、以前は「懸造り」に少しハマっていた時期もありました(もちろん今も好きですが)


「懸造り」とは京都の清水寺や投入堂に代表されるような、崖地にすがりつくような建物や巨石の上に建てられた建物を言います。


なぜ昔の人は平地でなく、崖地や巨石の上など、行くにも大変な場所にわざわざ建物を建てたのでしょうか?


「懸造り」を初めて見たのは、修学旅行での清水寺です。
「高いなあ」ぐらいの感想で、懸造りであることに全く興味がありませんでした。


「懸造り」を見て感激したのは、今から35年くらい前でしょうか。「布引観音」です。崖にへばりつくような建物、また崖に掛けた長い足!🦵🏾🦵🏾


その後は、仕事に追われ「懸造り」の事は忘れていました。
それを思い出させてくれたのが今回の「疣水神社(イボミズ)」です。
こちらを映えある第1回目とします😀

20年くらい長野県に単身赴任してた頃、単身手当では足が出てしまうため下道の内山峠をよく使ってました‪‪𓂃 💸
その時はあまり気に留めてませんでしたが、なんとなく神社の位置が変だなあ?と思いながら通っていました。


それから時がたち一昨年、久しぶりに内山峠を通るために国道254を走行していました。
ふと、前方左手に神社らしき建物が。
そう言えば前通った時もあったなあ~、と、通り過ぎる瞬間そちらを見ると


バアーン!!

あれ、
柱の足が長くない??


少し先の道路脇の駐車スペースに車を停めて、歩いて向かいます🏃💦💨



あれ?
渋沢栄一公の説明が!
(今回は割愛します。)



見えてきました。
何かに乗ってる?


なんと神社が岩に乗ってます🚀
なぜ岩の上に🤔🤔🤔


横から見ました。
恐ろしい造り😱😱


(データー)
神社名:疣水神社(いぼみず)・阿夫利神社(あふり)・石宮神社(いしみや)

所在地:長野県佐久市内山4468

御祭神:大山祇大神

来訪日:令和3年10月9日


①建物:あり(立ち入り禁止)
②神主:不在
駐車場:なし
④トイレ:なし
⑤写真撮影:可能
⑥御神体写真撮影:不可
⑦御朱印:?
⑧縁日・イベント:?


以前は足元まで行けたようですが、何年か前の地震により社殿にヒビが入ったため、立ち入り禁止になっていました⚠️⚠️(現在はわかりません)


見れば見るほど惹かれる
美しいフォルム😍
このまま残ってるといいのですが🙏


(まとめ)
・写真でみても迫力ある造りです。なぜ平地でなく岩の上なのでしょう。


・長野県は全国的にみても懸造りが非常に多いのです。その中でも佐久地域は懸造りの宝庫です。時間見つけて回ってみたいです。


・この内山地区の山には巨石がゴロゴロ見えます。内山峠も岩山です。ドライブにオススメ☝️


・懸造りは崖地に作られていることが多く、立ち入り禁止の場合がありも多々あります。
近くで見たいのは山々ですが、危険ですので注意してください⚠️注意⚠️


・駐車場はありません。


(参考)
・Googleマップ
・日本の懸造
https://kakezukuri.omiki.com/


(最後に)


私のバイブルです。
表紙が「布引観音です」