さて今回は、私の好きなジャンルの一つである「懸造り」をご案内します。
現在私は札所を夢中になって探索していますが、以前は「懸造り」に少しハマっていた時期もありました(もちろん今も好きですが)
「懸造り」とは京都の清水寺や投入堂に代表されるような、崖地にすがりつくような建物や巨石の上に建てられた建物を言います。
なぜ昔の人は平地でなく、崖地や巨石の上など、行くにも大変な場所にわざわざ建物を建てたのでしょうか?
「懸造り」を初めて見たのは、修学旅行での清水寺です。
「高いなあ」ぐらいの感想で、懸造りであることに全く興味がありませんでした。
「懸造り」を見て感激したのは、今から35年くらい前でしょうか。「布引観音」です。崖にへばりつくような建物、また崖に掛けた長い足!🦵🏾🦵🏾
その後は、仕事に追われ「懸造り」の事は忘れていました。
それを思い出させてくれたのが今回の「疣水神社(イボミズ)」です。
こちらを映えある第1回目とします😀
20年くらい長野県に単身赴任してた頃、単身手当では足が出てしまうため下道の内山峠をよく使ってました𓂃 💸
その時はあまり気に留めてませんでしたが、なんとなく神社の位置が変だなあ?と思いながら通っていました。
それから時がたち一昨年、久しぶりに内山峠を通るために国道254を走行していました。
ふと、前方左手に神社らしき建物が。
そう言えば前通った時もあったなあ~、と、通り過ぎる瞬間そちらを見ると
バアーン!!
あれ、
柱の足が長くない??
少し先の道路脇の駐車スペースに車を停めて、歩いて向かいます🏃💦💨
見えてきました。
何かに乗ってる?
なんと神社が岩に乗ってます🚀
なぜ岩の上に🤔🤔🤔
横から見ました。
恐ろしい造り😱😱
(データー)
神社名:疣水神社(いぼみず)・阿夫利神社(あふり)・石宮神社(いしみや)
所在地:長野県佐久市内山4468
御祭神:大山祇大神
来訪日:令和3年10月9日
①建物:あり(立ち入り禁止)
②神主:不在
③駐車場:なし
④トイレ:なし
⑤写真撮影:可能
⑥御神体写真撮影:不可
⑦御朱印:?
⑧縁日・イベント:?
以前は足元まで行けたようですが、何年か前の地震により社殿にヒビが入ったため、立ち入り禁止になっていました⚠️⚠️(現在はわかりません)
見れば見るほど惹かれる
美しいフォルム😍
このまま残ってるといいのですが🙏
(まとめ)
・写真でみても迫力ある造りです。なぜ平地でなく岩の上なのでしょう。
・長野県は全国的にみても懸造りが非常に多いのです。その中でも佐久地域は懸造りの宝庫です。時間見つけて回ってみたいです。
・この内山地区の山には巨石がゴロゴロ見えます。内山峠も岩山です。ドライブにオススメ☝️
・懸造りは崖地に作られていることが多く、立ち入り禁止の場合がありも多々あります。
近くで見たいのは山々ですが、危険ですので注意してください⚠️注意⚠️
・駐車場はありません。
(参考)・Googleマップ
・日本の懸造
https://kakezukuri.omiki.com/
(最後に)
私のバイブルです。
表紙が「布引観音です」