2024年、元旦。16:10、私は、二回目の地震の時に、店舗の中にいて、いままで経験したことのない1分ほどの大きな揺れが襲いました。
娘の由香スタッフが、「おかん、外に出て!早く!」
玄関アプローチから海とオルゴールの建物を見守ることしか出来ませんでした。
揺れがおさまると、「大津波警報!」の放送が。すぐに、高台へ逃げました。
のとじま道の駅駐車場は、たちまち非難する島民が集まりました。
私は車から出て、坂の下の中央まで下りて行き、ガードレール側で、津波を見ました。
一直線上に線を引き、真っすぐに、来る波を。
隣町の向田漁港、曲漁港に津波が来たのです。
海とオルゴールは防波堤から2メートル半ほどの高さで、またカーブになっていて入り江であることから津波の被害はなかった。
増築した部分の柱と基礎に亀裂と、駐車場を2年前に作ったばかりに亀裂が入りました。
和倉店は、半壊に近いため、解体をし夏までに、プレハブの家を同じ場所に置く予定です。
和倉港は、壊滅的で、もう一つの桟橋が今現在はなんとかご案内出来そうなので、3月からイルカウォッチングを開始します。
和倉港から乗船できない場合は、他の港からのご案内も今のところ考えています。
出来る限り、諦めずに、前に向いて、普段通りとはいかずとも、先が見えずとも、今できることからスタートします。
スタッフ全員、現在は、休業しています。家が全壊し避難所にいるスタッフ。
壊れかけたアパートにいるスタッフ。
そして水は七尾市は3月4月まで出ない。そのような状況の中、みんな必死に前を向いています。
今年の8月で海とオルゴールの建物が出来てから、8月10日で20年が経ちます。
この20年に起きた災いはいろいろとあります。
2004年10月20日台風で波が屋根までかぶり、浸水。
2007年3月25日能登半島地震。
浮桟橋が台風でこっぱみじんに。
南岸低気圧で係留場所の港で転覆
まだまだあります・・・。
そして、この恐ろしい地震。
今年63歳になる私は、地震発生直後、店をたたむことを考えました。
携帯からたくさんの方々から、海とオルゴールが大切な場所です。
・・・・・数えきれないたくさんの全国・世界の方に勇気をいただきました。
ここで踏ん張ろう。まだまだ海とオルゴールのこと。海のこと。イルカのこと。
子や孫に伝えたい。
こんなに心配してくださって・・・
ここは私たち家族の宝物です。あの日、あの時、あの時間、お客様と海を見た時間・・・イルカを見た幸せを
再び、前へ進み、日常を取り戻し、元気を発信し。
能登半島をみんな好きって言っていただけるように。
私、頑張ります。
支援したい・・・そんなお客様からの善意に甘えて、この度、クラウドファンディングを立ち上げました。
どうか応援をよろしくお願いします。
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