久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
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鹿の観察

2012年08月05日 23時34分53秒 | 雑記
先に書いた通り、図らずも鹿を観察しているといろいろなことが見えてくる。
基本的に雄鹿は姿を見せない。
姿を見せる時は決まって9月~11月くらいの発情期の辺りだろう。
メスを誘いに来るのかよくメスと子供の群れに遊びに来ている。

メスは去年生まれた子どもと、今年生まれた子供をつれてよく遊びに来る。
そのグループに角が生えかけた雄鹿が居たりするので間違い無いだろう。


また、”こじかのバンビ”に代表される体の斑点模様だけど、あれは夏用の色であって冬になると黒っぽくくすんだ色に変わる。
ちなみに冬に近づくにつれメスのおしりはほわほわと白い毛で覆われる。
その頃になると夜な夜な山の方から「キャー」という夜をつんざく悲鳴が聞こえる。

基本的に草的なものならなんでも食べる。
とりあえず人間が植えたものはなんだって食べていくので、全国的に困っている。
青々と茂った場所が、次の日には「ごちそうさまでした」状態になってるのもよくあること。
ヒラヒラしたものが嫌いだという噂がある。(あくまでもうわさ)

鹿の角は人でいう爪のようなもので皮膚のようなもの。
固く出来上がるとそれ以上成長しないので、春になると落ちる。
また、鹿が木に角をこすりつけ「みがく」のは男を上げるためとも言われるが、単に”かゆい”だけだという人もいる。
その辺は鹿に聞いてみないとわからない。

雄と雌の違いは角があればすぐに分かるが、角がないといまいちわからない。
ただ、顔が短く首が太いイメージがあるとオスの可能性が高い。と思う。
メスはオスより若干面長でおっとりとした顔をしている。目がパチクリしているイメージが強い。

基本的に人間に対しては攻撃してくるようなことはない。
野生だと奈良のように寄ってくることはないが、ある程度まで近づくと逃げる。

基本的に何組もグループがあるらしく、”美味しくない”と一口だけ食べて残していったらしい庭の植物が、
次の日にまた一口だけかじられていることがある。
別のグループが来てやっぱり”おいしくない”と食べ残していったような気がする。

落ちていたり、道の駅で売っている鹿の角の根本を見ると、切り取った跡があるものと、ガサガサとザラザラしたものがある。
切った跡があるものは猟師がとって切り落とした角。ザラザラしたのは自然にポロリと落ちたものを拾ってきたものである。
同じ所で両方の角が落ちることは珍しく、ザラザラしたものを二本とも揃えようとするとかなり大変だと思う。

春になると子鹿が生まれるが、これがまたやんちゃで、他の鹿にちょっかいを出してはつつかれたり、しかられたり。
見ていて微笑ましい。


と思い当たるシカの生態をポロポロと書きだしてみました。
特に参考になることはないでしょうが、観察できるほど鹿が出るようになりました。
まぁ、場所柄お客さんには好評なのですが、ポロポロとおみやげ(業界用語でいうチョコボール)が残ってるので困ります。
ちなみに、いわば草の塊なので燃料にならないかと燃やしてみたりしますが、ポロポロとこぼれ落ち、
その上やたらと獣臭いのでおすすめしません。
間違っても燃やさないようにしてください。
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ピクニック気分

2012年08月05日 22時38分39秒 | 久遠
計らずも鹿を観察してると いろいろなことに気づく
いま草を食べてるのは 母親と去年生まれた子供と今年の子供
時々このグループに角が生えかけの子も見つける 細くとも角が生えたら巣立っていくんだろうな
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