まさに小さな水餃子”ペリメニ”が昼食に出ました。中の挽肉は牛肉です。日本人の口にとても合う。スメタナと言うサワークリームをかけます。これが美味しい。お醤油を持参した方が下さったが、ペリメニには邪道だと思った。
ブルーの立派なペチカはオランダ、デルフト焼きです。薪をくべる使用人の顔が見えないように裏に薪を入れる所があります。チムニーのパイプの掃除は体の小さい13歳以下の子供にさせたと言うのですから、悲しくなります。
ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后の肖像です。革命軍によりシベリアに流された皇帝一家は自給自足ながら、家族が共に過ごせると皇帝はとても喜んでいた…(ニコライ2世の日記)。銃殺後しばらく何処かに放置されていたが1998年ようやく歴代の皇帝たちと共にペトロパヴロフスク要塞の教会に埋葬されたのです。そして聖人にも列せられたと言うのですから。歴史の波に翻弄された彼等、彼等が存在して現在のロシアがあると思うし、歴史を正しく理解するうえでもこの埋葬は必要だったと思う。
エカテリーナ宮殿はピョートル大帝の妃エカテリーナ1世のために造られ、その後女帝エリザベータの手に渡り、エカテリーナ2世によってロシアは黄金期を迎えた。エカテリーナ2世のドレスです。豪華なドレスは大変な重量があったそうです。
歓声を上げてしまった程の華麗な素晴らしい大広間です。二段の窓から差し込む自然光が金色の彫刻や床、鏡に反射して眩い。1791年”大黒屋光太夫”がエカテリーナ2世に拝謁した部屋です。
有料ですが、結婚式や卒業式、晩餐会など一般人も今では使う事が出来るそうです。三部屋借りて一日50万$。宮殿にとっては良い修復費用になるでしょう。でもハイヒールの踵の跡がついてしまって大変だったとか…。
有料ですが、結婚式や卒業式、晩餐会など一般人も今では使う事が出来るそうです。三部屋借りて一日50万$。宮殿にとっては良い修復費用になるでしょう。でもハイヒールの踵の跡がついてしまって大変だったとか…。