食料品を見たいと探しました。お酒、チョコレートなど高級品ばかりのようです。コーナーにパン屋があり黒パンを見つけた。ライ麦全粒粉らしいその黒パンを手振り身振りで買いました。英語は通じなかった。後でガイドのリュードミラーさんにパンを見せたらライ麦100%と言っていた。製粉が微細で滑らかで、ずっしりと重量のある黒パン、帰国後ロシアを懐かしみつつ毎朝楽しんだ。粉っぽさがなく香りも良く美味しい。たったの155円。
センターが吹き抜けになって、両側にお店がある。アーケード街になっています。こじんまりとした感じですが、一流のお店が高価な商品を並べています。ペレストロイカ後、貧富の差が激しくなり高価なものを買うことの出来る人々も多いそうです。
レーニン廟の隣には歴代の首相や有名な人々の胸像とお墓があります。スターリン、アンドロポプ、ブレジネフ、ススロフ、カリーニン、ゴーリキー、ガガーリン、そして日本の片山潜もその中に入っているそうです。国際共産主義運動家の片山潜は1933年11月モスクワで死去し手厚くクレムリンの壁に葬られたのです。
モスクワの象徴”赤の広場”です。古代スラブ語では赤は美しいと言う意味だそう。数々の歴史の舞台になり残酷な刑の執行、ソ連時代の革命記念日には盛大なパレードが繰り広げられた遥か遠い国、テレビの画面の中の事と考えていましたが、ついに自分が其処に立ち、本当に不思議な感じ、夢を見ているようでした。大きな声で叫びたい…平和に感謝!
扉にポスターが貼ってあった。オペラかコンサートかと眺めていたら、後ろのスカーフを被った中年のおばさんが、「今夜私はここで歌います」と英語で話し掛けてきた。「あなたは歌手なの?」「Yes,Yes」 ごく普通のおばさんでした。
このツアーにはオプショナルでバレー、白鳥の湖があったのですが、インターネットにやっと一件かかり、ガイドブックには載っていないような劇場だったのでパスした。折角ロシアで観るのですからマリインスキー劇場とかボリショイ劇場で観たい。情けない思いはしたくない。旅行会社もこれからは、何でもいいツアー客は少なくなってきている事を理解して、欲しい…。芸術にまで発展しているロシアのサーカスを観たかったなあ。
このツアーにはオプショナルでバレー、白鳥の湖があったのですが、インターネットにやっと一件かかり、ガイドブックには載っていないような劇場だったのでパスした。折角ロシアで観るのですからマリインスキー劇場とかボリショイ劇場で観たい。情けない思いはしたくない。旅行会社もこれからは、何でもいいツアー客は少なくなってきている事を理解して、欲しい…。芸術にまで発展しているロシアのサーカスを観たかったなあ。