大修道院のシンボルはこのウスベンスキー大聖堂です。イワン雷帝がモスクワのクレムリンのウスペンスキー大聖堂を模して、16年の年月をかけ1585年に完成させた。白壁の上の金色と星型のレリーフで飾られたブルーのドームがとにかく美しい。十字架もいろいろあり、これは三位一体聖堂なので下方に斜め一本があります。ロシアの教会は十字架にも注目です。
大修道院は16世紀に築かれた城壁に囲まれ、この中に14世紀から18世紀に建てられた数々の教会があります。この城壁が17世紀の動乱(ポーランドとリトアニアの干渉部隊の包囲)に耐え、若きピョートル1世は二度にわたって身を隠したなどの史実があり、重要な役割を果たしています。
トロイツェ・セルギエフ大修道院のある宗教都市です。1345年聖セルギーはここに僧庵を造った。それがやがて修道院となり精神的、宗教的なことだけでなくロシア史との係りもあり、今やロシア一の聖地で巡礼者も多いそうです。聖セルギエフの像。
サンクトペテルブルグの観光を終え次はモスクワの郊外、黄金の輪へ移動です。私が一番訪れたかった所。ロシア各地へ発着する国内線空港、プールコヴォ空港からモスクワ、シェレメチェボォ空港へ飛びました。国内線空港らしくカリーニングラード等の行き先表示が見えます。