Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

スパソ…修道院の鐘楼

2010-06-16 17:45:04 | 旅行
何時か気がつかなかったが、鐘が鳴り始めた。鐘楼は横に長く三つの窓がある。修道僧が両手、両足、体中動かして駆け回り、その動きがとても凄い。精神統一して鐘を打つなんてものではありません。
オフィスに鐘の音のCDがあったので買った。CD一枚すべてが鐘の音です。21のパターンの鐘の音、それぞれに意味があり、神を讃える鐘や”A mery of peace""O land of russia"など、静かに聴いていると心穏やかになります。しかし、どうしてもあの修道僧の過酷なる(…と思う)動きが眼に浮かんで来る。

スパソ・エフフィミエフ修道院

2010-06-16 17:26:50 | 旅行
1352年に創設された城壁をめぐらせた修道院です。メインのプレオブラジェーンスキー聖堂は5つの屋根を持つ美しく、かつ力強さを感じる聖堂です。写真はミスしてしまったが、宗教及び政治犯罪者を収容する牢獄がある。エカテリーナ二世はロシア帝国内の政治に対する抵抗勢力への戒めとして使用したそうです。

ロシア民謡

2010-06-16 10:48:39 | 旅行
木造建築博物館の一隅で、この地方の民謡を聴かせて貰った。男性の弾いている楽器は”グースリ”と呼ばれる民族楽器、この形は古代の物だそうです。バラライカより土臭い単純な音色ですが、高音が澄んだ音色で哀愁を帯びている。民俗音楽はその時代を必死に生きていた民衆の音楽で、ロシアのそれは過酷な歴史や風土を思うと深く心に沁みます。女性の声はとても澄んでいて美しい、しかし悲しみも伝わって来る。民族音楽は大好きです。CDを買った。

木造建築の知恵

2010-06-16 10:28:44 | 旅行
木材を積んだ家、ログハウスですね。その隙間には麻布の中に乾いた苔を包み挟んであると言うのです。簡単だがなかなか思いつかない知恵ではないかしら。年月が経てば建物その物の重みで詰められる。感心します。

木造民家

2010-06-16 10:20:51 | 旅行
18世紀の木造の民家も移築してあった。平均的な農民の家。三つの窓はロシア正教の三位一体が現されていて、現在でも家を建てる時、三つの窓に拘るそうです。そう言えば郊外の民家は殆ど窓三つの家が多かった。窓の上部の装飾も凝っています。この民家も釘は全く使われていない。

木造教会のイコン

2010-06-16 10:06:15 | 旅行
松や菩提樹に描かれたイコンです。数年乾燥させた板の表面に麻を張りレスカス糊にチョークの白い粉を混ぜたものを塗って、キャンバスとしているそうです。テンペラ絵の具を使い卵の黄身なども使っている。最後に全体に肝油を塗っているとガイドは説明していた。13、14世紀のものですが今でも立派に残っています。