ちょっと活字中毒のところがある。
こう言い切るとなんだかカッコいいが
流れ読みのように ずらずら気に入った本を
読んでいるだけだから 何も頭に残ってない。
それでも「中毒」とはうまく言ったもので
何も読まない毎日を送れば それはそれで
いいのだが、一回でも本を読み出すと
読み終わって次なる本がないと苛立つ。
ちょっとした暇にボーッとしているのが
許せない。たった読書という事なのに
どうもここまで貧乏性。
本好きになったのは、遥に遡って多分小学生の頃。
父親が通勤電車で読んでいた単行本がうずたかく
積もった一角が家にあり、それは書斎なんて呼べる
ものでもなく 単なる物置。
でも そんな小さな空間に乱雑に積まれた小さい小さい
文字の本が なんとなく秘密めいて チラリと読んでみる。
確か長男と同じ位の年だったか・・・
「案外 読めて面白い!」
これが第一の感想。学校図書で勧められている本より
子供向けに児童向けに読まされていた本より
結構のめりこむ。でも こっそりと・・・・
なぜ こっそり?きっと子供心に なんだか
後ろめたい気持ちがあったのか・・・・
その後ろめたさの本は、「失楽園」の作者で有名な
渡辺淳一氏の本・・・悪いというものではないが
小学生がねえ~~という内容で・・・・
でも元 医師であったという渡辺氏の作品には
男女の機微な話だけでなく 病院の裏側の人間模様の
話から命の尊厳や様々な事を考えさせられる話もあり・・・
狭い家の事である。そのうち こっそり学校から帰ると
そんな一角で読みふけっていた事は、すぐに親にバレる事となる。
「ああ、雷が落ちる」
そう覚悟して呼ばれた父親の元へ行けば
「これは もっと面白いぞ」
小学生の娘に違う本を当たり前のように差し出している
変わっとる父がいた。
そこからは父の追いかけっこの始まりだった。
父が読んだ本をポンと どっかに転がせば
どれどれと読んでみる。
そんな調子だった。
本を読みましょう。
今は、子供の学校にいけば標語のように言われる。
そんなにいい事なのかなあ~
実は、自分でもよくわからない。
ただ言える事は、あのこっそり読みを頭ごなしに
雷落とされていたら 今の活字中毒の自分はないかも
という事だけ。まあ、好きな事を一つ増やしてくれた
父に今は感謝だろーか・・・・
子供の好きな事を どう伸ばすか。
難しい課題のように問われるが
親が好きな事やっていればいいのかなとも
今は思う・・・・・
こう言い切るとなんだかカッコいいが
流れ読みのように ずらずら気に入った本を
読んでいるだけだから 何も頭に残ってない。
それでも「中毒」とはうまく言ったもので
何も読まない毎日を送れば それはそれで
いいのだが、一回でも本を読み出すと
読み終わって次なる本がないと苛立つ。
ちょっとした暇にボーッとしているのが
許せない。たった読書という事なのに
どうもここまで貧乏性。
本好きになったのは、遥に遡って多分小学生の頃。
父親が通勤電車で読んでいた単行本がうずたかく
積もった一角が家にあり、それは書斎なんて呼べる
ものでもなく 単なる物置。
でも そんな小さな空間に乱雑に積まれた小さい小さい
文字の本が なんとなく秘密めいて チラリと読んでみる。
確か長男と同じ位の年だったか・・・
「案外 読めて面白い!」
これが第一の感想。学校図書で勧められている本より
子供向けに児童向けに読まされていた本より
結構のめりこむ。でも こっそりと・・・・
なぜ こっそり?きっと子供心に なんだか
後ろめたい気持ちがあったのか・・・・
その後ろめたさの本は、「失楽園」の作者で有名な
渡辺淳一氏の本・・・悪いというものではないが
小学生がねえ~~という内容で・・・・
でも元 医師であったという渡辺氏の作品には
男女の機微な話だけでなく 病院の裏側の人間模様の
話から命の尊厳や様々な事を考えさせられる話もあり・・・
狭い家の事である。そのうち こっそり学校から帰ると
そんな一角で読みふけっていた事は、すぐに親にバレる事となる。
「ああ、雷が落ちる」
そう覚悟して呼ばれた父親の元へ行けば
「これは もっと面白いぞ」
小学生の娘に違う本を当たり前のように差し出している
変わっとる父がいた。
そこからは父の追いかけっこの始まりだった。
父が読んだ本をポンと どっかに転がせば
どれどれと読んでみる。
そんな調子だった。
本を読みましょう。
今は、子供の学校にいけば標語のように言われる。
そんなにいい事なのかなあ~
実は、自分でもよくわからない。
ただ言える事は、あのこっそり読みを頭ごなしに
雷落とされていたら 今の活字中毒の自分はないかも
という事だけ。まあ、好きな事を一つ増やしてくれた
父に今は感謝だろーか・・・・
子供の好きな事を どう伸ばすか。
難しい課題のように問われるが
親が好きな事やっていればいいのかなとも
今は思う・・・・・