設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

競争排除の今

2011年06月13日 17時28分38秒 | 独り言
人は、一生に何回「競争」という事に
挑んでいくのだろうか。
受験、仕事、そんな大事な事じゃなくても
じゃんけんで決まる鬼ごっこ、運動会の徒競走
主役を決める学芸会もの等々・・・・
努力しても乗り越えられないハードルを感じ
でも、そのハードルを乗り越えようと
努力したり挫折したりと・・・・
「競争」と聞くと なんだか周りを押しのけ
無我夢中のようなマイナスイメージだが
「競争」があって初めて、他より秀でたいという
人の欲求も生まれる。
「競争」がなく、全部が平等だと人は
努力も何もしない。
これって、やはり不自然な世界なのかも。。

今、問題になっている原発問題。
恥ずかしながら、原発=電力会社とは
思ってなかった。
で、最近の節電ブームとかテレビで観ていると
なんだか独占企業って良くないと思う。
勿論、節電はしなければいけないが
脅されているようにも感じるには、自分だけ?
うるさい事言うと、困るのはそっちだぞと
電力会社から全国民が脅されているような・・
だって現実的に今、電気が止まったら・・・
他の電力会社を選んでという選択肢はないのだから。

公務員方達も全員がおかしい訳ではないが
民間と違って「競争」なしの世界で生きている方達。
やっぱりちょっと「あれ?」という部分が多い。
解雇がない、安定しているは良い反面
何か努力して工夫して賃金をあげていこうという
気持ちは沸かないだろう。
なんたって働き終われば厚生年金と違って
猫ばばされるものがない「恩給」とか
いうのがバッチリもらえるし・・・・

何かと競い合う。
そこには必然的に勝敗が生まれる。
それでも世の中には、ある程度は必要。
それは、子供の世界も同じこと。
これは出来ないけど、これは他の人には
負けないくらい出来るとか、出来ないものが
あるから出来るようにしたいとか
「競争」の中で成長がある。
それなのに、今の子供の世界さえ「競争」は
なるべく排除されている。

みんな主役の桃太郎劇とか手を繋いでの
徒競走とか・・・・
勝敗がハッキリ見えてしまうのが嫌な親達。
そんな親達の意向が強いというのも
結構ショックである。。

みんな一緒。みんな同じ。
このままいくと、どうなっちゃうのか。。