こんなことに！。

今日の午前中、鼻水が出ていたので、
小児科を受診した。

そのあと、近所のストアに買物に行った。

下の子どもは、売り場をたったったっーっと駆けて行き、
側にいたご夫人にぶつかったと思ったら、
その拍子に側にあった陳列棚の仕切りに額をぶつけた。
下敷きのような素材の物だ。
下の子どもは、大泣き。
ご夫人は、何度も「ごめんなさいね。」と繰り返す。
周りの人々は、下の子どもの大声にみんな振り返る。
悪夢だった・・・。

私は下の子どもに「走るからだよ。」と言い聞かせて、
売り場を出ようと暫く行くと、知り合いに遭った。
話をしていると、知り合いが急に下の子どもを見て
「どうしたの！？」と言うので、見てみると、
何と、下の子どもは、流血している。
しかも、血液は、顎まで流れている。

慌てて傷口を見るが、血液は、固まりかけている。
一度、家に帰ってから、すぐに近所の病院の外科に行った。

受付で理由を話すと、すぐに受診できるように
外科に話してくれると言う。
待合室で待っていると、すぐに名前を呼んでくれた。

診察室に入ると外科医が優しく下の子どもに話しかけてくれた。
実は、この外科医は、上の子どもの同級生のお父さんだ。

子どもにこんなケガをさせてと思われているだろうな。
ああ、恥ずかしい。

頭は血液の巡りがよいため、傷口は、すぐに治るとのことだった。
しかも、縫うほどのものではなく、今日は髪の毛は洗えないが、
明日からは、頭を流す程度なら問題なく、
その後は普通に生活してよいとのことだった。
しかしながら、私は
「先生、頭の中の方は、大丈夫でしょうか？」と質問してみた。
外科医は、「怖いのは、後頭部を打った場合と転落です。
今日の場合は一点に集中しているので、大丈夫でしょう。
もともと頭は丈夫な骨に覆われています。
脳もお水の中に浮いていますから大丈夫ですよ。」とのこと。
なるほど。
きちんと説明してもらえると、安心できる。

帰りは下の子どもも『バイバイ』と手を振って診察室を出た。

つ、疲れた。
この午前中は、なんだったんだ。

帰宅すると下の子どもは、
「おなかすいたー。」「ごはんたべたーい。」と言って、
食事が出来るまでの間、ひとりでべらべらしゃべりながら
ままごとをしていた。