マスクの生活が長くなって両方の頬骨のあたりがくすんで来た。
最近ではマスクを取るのがちょっと恥ずかしくなるくらい。
思い切って皮膚科に行ってみた。
皮膚科はものすごい混雑だった。
ネット予約をしても1時間程度待ち、やっと自分の番になった。
医師に顔を見せるとすぐに「肝斑」と言われた。
診察は1、2分程度だった。
また随分と待たされて今度は看護師に別室に呼ばれた。
肝斑の治療方法についての説明だった。
1、レーザー治療 1回5,000円 12回行うと効果的
2、美容液を浸透させる施術 1回1美容液2,000円+2種類目以降は1美容液1,000円
3、内服薬 トラネキサム酸 1日2回 100錠 2,500円 2、3ヶ月継続すると効果的
結局はお金かあ。
お金持ちは治療ができて、貧乏人は治療ができないってことか。
もう治らないってことだな、と思い、諦めた。
何もやらないとは言えず、トラネキサム酸だけ買うことにした。
帰りに受付でこのままの形でただ渡された。
「ありがとう」も「お大事に」も「はい」さえも何もなかった。
そんなもんか、貧乏人には。
皮膚科ってこんなに残酷なところだったんだ。