サンタクロース。

上の子どもが１歳の頃から
毎年、うちには夫が変装したサンタクロースが来ていた。

クリスマスイブも近くなったある日、
夫と３人でバラエティー売り場に行き、
私だけ別行動でサンタクロースの衣装を買った。

昨年のクリスマスが近づいて来た頃、
上の子どもは、物置のあたりで何かを探すような行動が
多く見られた。
プレゼントを探しているようだった。
どうやら気づいているようだ。
夫と相談し、『プレゼントは枕元に置こう』と
いうことになった。

当日、上の子どもは何かを察して、
夕食後は、やけにはしゃいでいた。
トイレに行って部屋に戻って来ると、
「あれ？とうちゃん、何でサンタさんになってないの？
うへへへへへっ。」と言って笑っていた。

今年はサンタクロースは来ないよ～。


私が夜中に授乳で起きると
もうプレゼントが枕元に置いてあった。
朝になり、プレゼントを見た上の子どもは
大喜びしていた。
また、サンタクロースを信じたようだった。