リンリン、草時計

現役リタイヤの暮らし=ガーデニングや本・映画・旅に保護犬.エトセトラ…我が子に伝える『マイ・ライフ』

電車は読書室&メルヘン?それとも哲学か=川村元気著『世界から猫が消えたなら』

2015-07-10 | 本・映画
雨続きの庭


ジトジトしてて、気持ちにもカビが生えそう。。。

隅っこで、新たに咲いてたギボウシ↓


外に出ないので、見逃すとこだった。

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さて、今週、読んだ本↓



木下 半太著『鈴木ごっこ』
川村 元気著『世界から猫が消えたなら』

歯医者さんへ行く電車内と待ち時間のおかげで
スイスイ、読んでしまった。

家の中ではちょっと気が散ったりするけど

電車って、本を読むのに丁度いい♪

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タイトルが面白い『鈴木ごっこ』は、アカの他人が集まって
「鈴木家」の疑似家族を演じる物語。
食事、細かいメニュー内容が盛り込まれ、食いしん坊な私には愉しいお話(^^;)

但し、これがラストの恐怖の伏線なのだ。

今夏、『家族ごっこ』として映画化されるらしい。




『世界から猫が消えたなら』は、余命宣告された主人公が

「この世界から何かを消す代わりに、一日だけ命が延びる」
という、悪魔の取引に応じる話。。。

ちょっと可笑しくて
ちょっと切ない。。。

メルヘンチックかと思えば、どこか哲学的でもあり・・・

「何かを得る為には、何かを失わなくては」
「死と同じように避けられない事がある、それは生きる事だ」
「大切な事は、失われた後に気づく」
等々、

飛び交う言葉が結構重くて、梅雨空みたいに気が滅入る(笑)

これも映画化決定だとか。

映画と本と・・・どっちが最初ならいいかと言うと、
私の場合、断然、本が先

映画を観ると「全部分かっちゃった」気がして、
本を読む気が無くなるからだ。


あら、久しぶりに晴れて来ましたよ♪


「お散歩、行きまつか?」  by リンリン&サララ


※リンリンとサララは里親募集のサイトで出会った子です。
ペットブームの中で、可哀相な子が沢山います。
ペットを飼いたいと思ってる方に、
こんな選択肢もあることを知って頂きたいです。

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