リンリン、草時計

現役リタイヤの暮らし=ガーデニングや本・映画・旅に保護犬.エトセトラ…我が子に伝える『マイ・ライフ』

老後の暮らし=みかんの花咲く丘

2015-07-30 | 思い出ばなし
膝の痛みはだいぶ取れて来た♪
今日、「膝専門」の先生に診て貰ったら、大事にはならなかったみたい。
ひとまず安心☆☆☆

さて、昨日の続き。。。

老後の暮らし、どんな所がいいのかしらと考える。。。

私の父はリタイヤ後、母と二人で余生を楽しもうと、
伊豆に中古の別荘を買った。


伊東市湯川。
駅から続く急な坂道を行くと
往きは20分!
だけど復路は・・
転がり落ちるように?10分!!(笑)

6帖の和室2部屋に10帖のLDK、
お風呂は岩造り。

「塩の温泉」は舐めるとしょっぱくて
たまに一緒に行くと、幼かった娘は「海だぁ!」とはしゃいでいた。


東に向かって突き出す芝生の庭からは相模灘初島を望み、


家の周辺はみかん畑。

唱歌「みかんの花咲く丘」を聴くと、いつも母を思い胸が熱くなる。

 みかんの花が 咲いている
 思い出の道 丘の道
 はるかに見える 青い海
 お船がとおく かすんでる

 いつか来た丘 母さんと
 一緒に眺めた あの島よ
 今日もひとりで 見ていると
 やさしい母さん 思われる


まさに歌詞通りの光景だと思ってたら
終戦直後、この伊東市で生まれた唱歌だそうだ。

母は「伊東ではほとんどご飯は作らないの」と言っていた。
「別荘を楽しむ為に行くんだもの」と。

朝ご飯は必ずアジの干物だったし、
※町のあちこちでアジを干していた。


夕飯は町の食堂で、
アジのタタキや他の新鮮魚と決まっていた。

※帰り道はタクシーだった(=お腹いっぱいで歩けないの^^)

新鮮な魚を味わい、
湯の街を散策し、
塩の温泉に浸かって、東京へ帰って来る。。。

それが月に一度、両親の別荘ライフだったけれど
母が亡くなり
別荘は父にとって「管理するだけの」場所となり、結局、手放してしまった。


老後を愉しむはずの別荘が「重荷」になったわけだ。


老後の暮らし、
『どんな所で』と考えながら、『誰と』『どんな風に』も
同時に描かないと・・・。

それさえ、確かなものじゃないのだけれど。。。


サララ「アタシはどんな所がいいかなぁ・・・」


リンリン「ご飯が食べれて寝てられりゃ、どこでもいいじゃん!」


※リンリンとサララは里親募集のサイトで出会った子です。
ペットブームの中で、可哀相な子が沢山います。
ペットを飼いたいと思ってる方に、
こんな選択肢もあることを知って頂きたいです。

↓犬猫の里親募集サイト

ペットショップに行く前に



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