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初代・神武天皇の畝傍山東北陵

2016年09月02日 | 天皇・皇后陵

 最近歴史ネタ掲載をさぼっていますので神話の時代・紀元前700年の頃の話から復習。 オオクニヌシは八尋の鰐に化けて三島の玉櫛媛に通って生ませたのがタタリスキ媛という。容姿麗しい乙女・玉櫛媛が川で大便をしていたときに、丹塗り矢に化けたオオクニヌシは彼女のホト(陰部)に突き刺さったというのです。日本書紀ではすっきり結婚したと記しているらしいが、古事記では生々しい限りです。そして矢を持ち帰って置いていたら、矢が麗しい男になり結婚して生まれたのが富登多々良須々岐比売命です。 

 神日本磐余彦尊(即位後に神武天皇)が日向にいた頃に隼人系の吾平津姫(アヒラツヒメ)を妃にして手研耳命(タギシミミノミコト)を産んだ。 その後、大船団で大和入りをして、畝傍山東南の橿原に橿原宮を造る。 その後何故か大阪北東部の三島出身の富登多々良須々岐比売命を正妃とした。大和の橿原宮に落ち着いたのであるから、大和の豪族の女を妃にしてもよさそうであるが謎…。 イワレ彦の首脳である大久米(久米直の祖)の勧めで富登多々良須々岐比売命を妃にしたらしいが、理由は先ほどの陰部に突き刺さった矢の話を持ち出して「神の子」ということである。  「丹塗り矢がホト(陰部)に突き刺さって富登多々良須々岐比売命が産まれた」に関して、福岡市の早良平野に拾六町ツイジ遺跡があり、鏃に陰部を彫った遺物が出ているらしい。また早良平野に昔、多田羅村があったり、流れる川が多田羅川だったりすることから記紀だけの伝承ではなさそうである。 イワレ彦は富登多々良須々岐比売命との間に渟名川耳尊をもうけたが、日向の手研耳命との間に対立が生じ、手研耳命は殺され綏靖天皇が誕生したのである。

 さて神武天皇を遡っていくと、父は鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアヘズノミコト)、その父は彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)、その父は日子番能邇邇藝命(ヒコホノニニギノミコト)となり、この3人のことを「日向三代」と云う。また、日子番能邇邇藝命(ヒコホノニニギノミコト)の父は天忍穂耳命(アメノオシホミミ)といって天照大神の子になります。素戔男尊が天照大神の勾玉を譲り受けて生まれた五皇子の長男で、萬幡豊秋津師比売命(ヨロヅハタトヨアキツシヒメ)と結婚します。 

 アシナツチ(出雲の斐井川)
  ┣稲田姫神(イナダヒメノカミ)  八岐大蛇の生贄になる寸前にスサノオノミコトに助けられる
 テナツチ ┃(来訪神に仕える巫女)草薙剣をアマテラスに献上 倭姫→ヤマトタケル→尾張熱田神宮
        ┗━┓-        後に須賀に宮殿を造営 出雲の支配者となる。
      ┃  ┣建御名方タケミナカタ(出雲国譲に反対 諏訪湖に追放)⇔タケミカヅチ
      ┃  ┃事代主神(天武の守護神)
伊邪那岐命 ┃  ┃武神フツヌシ 高倉下献上の霊剣が神格化
    ┣ヒルコ  ┣大国主神(オオナムヂ→アシハラノシコオ→ウツシクニタマ→オオクニヌシノミコト大穴牟遅神)
    ┣アハシマ ┃オオムナヂ :異母兄弟神(八十神)に仕える少年神→ヤガミヒメ(因幡国)を得る     
    ┃   ┃  ┃アシハラノシコオ:八十神を逃れて冥府王・スセリヒメと結婚
    ┃   ┃  ┣島根美保神社の神 
    ┃   ┃高志(糸魚川付近)の巫女・沼河比売ヌナカワヒメと結婚
    ┣素戔鳴尊(スサノオノミコト)冥府,天照大神により高天原を追放後出雲国へ天降る
    ┃     ┣スセリヒメ(地下冥府の王)
    ┃     ┃   ┣  
    ┃     ┃アシハラノシコオ(ヤガミヒメ・キサガイヒメ・ウムガイヒメの霊力をもらう)→オオクニヌシ
   ┃     ┃ (カムムスヒの御子神・クスナビコナとともに出雲国を完成させる)
   ┃     ┗イソタケル(スサノヲと共に新羅へ渡る)   
  ┣天照大神 ━━┓(アマテラスオオミカミ) 太陽の神
  ┃(高天の原)   ┃八咫鏡を授ける ニニギノミコト(日向可愛山陵)
  ┃          ┃(垂仁期に倭姫伊勢へ祀)↓┣火闌降命ホスソリ(海幸彦)隼人始祖
  ┃スサノヲノミコト    ┃ ↓      日向の襲┣彦火火出見命(山幸彦)高屋山上陵
  ┃ ┣大年神   ┃ ↓      (高千穂)┃ ┣鵜草葺不合命(吾平山上陵)
  ┃ ┣ウカノミタマ稲荷┃ ↓         ↓┃┏豊玉姫┣神武天皇(四男)
  ┃┏神大市比売神┃ ↓        空国┃┣玉 依 姫
  ┣大山祇神━━  ┃ ↓(オオヤマツミ) ━┓  ↓┃大綿津見神(日本神話で最初に登場)  
  ┃┃         ┃ ↓      ┃ 吾田┣火明命(尾張連始祖)
  ┃┣四対八神の神┃ ↓      ┣神吾田津姫・コノハナサクヤ姫(端陵)
  ┃鹿屋野比売神  ┃ ↓      ┗姉・磐長姫・コノハナチル姫(醜い為送り返される)
  ┃        ┃ ↓          ┣
  ┃        ┃ ↓       八島士奴美神(スサノヲの子)
  ┃        ┃石凝姥に作らせる 西都原古墳群・メサホ塚古墳がコノハナサクヤ姫陵? 
  ┃          ┃ ┣紀伊の日前神(天香山の銅で鋳造)
  ┃          ┃ ┗伊勢大神
  ┣月弓尊       ┃(ツキユミノミコト)  月の神 五穀の起源
  ┣大宜都比売神 ┃(オオゲツヒメノカミ) 五穀の神 保食神 豊受姫命 
    ┣迦具土神   ┃(カグツチノカミ)火神 母の陰部を焼焦がし誕生。十拳剣にて死す
 伊邪那美命    ┃
 (根堅洲国)    ┃甕襲ミカソの犬・足往が八坂瓊ヤサカニ勾玉を垂仁に献上→石上神社
          ┃  
┏━━━━━━━━━┛
┗┓ 
 ┣天穂日命(アメノホヒ)出雲の祖。アマテラスの右のみずらに巻いた勾玉から成った。
 ┃         出雲平定の為にアマテラスに派遣されるがオオクニヌシに寝返る
 ┣ネアマツヒコネ  萬幡豊秋津師比売命(高木神の娘) 
 ┣イクツヒコネ   ┣天火明命(アメノホアカリ)
 ┣クマノクスビ     ┣瓊瓊杵尊(ニニギノミコト) 
 ┃         ┃ ┣火遠理命(山幸彦) 
 ┃         ┃木之花サクヤビメ ┣鵜葺草葺不合命 
 ┃         ┃        豊玉姫
 ┣天忍穂耳命(アメノオシホミミ)スサノオガアマテラスの勾玉を譲り受けて生まれた五皇子の長男
 ┣建甕槌命 (タケミカヅチノミコト)迦具土神が十拳剣にて父に刺されたときに血から誕生
 ┃           磐筒女(イワツツヒメ)の子
 ┃           出雲・稲佐浜でコトシロヌシと闘争
 ┣布都御魂神 (フツノミタマノカミ)迦具土神が十拳剣にて父に刺されたときに血から誕生
 ┣菊理姫神 (ククリヒメノカミ)伊邪那岐命・伊邪那美命が喧嘩をしたときに調停する白山の神、農耕神
 ┗天宇受売神(アメノウズメノカミ)巫女の元祖 岩戸では陰部もあらわに踊ります サルタヒコの妻伝承あり

      ┏  玉櫛媛(溝橛媛)               
 溝橛耳神 ┣   五十鈴依媛命   渟名底仲媛命┏天豊津媛命
      ┣ 媛蹈鞴五十鈴媛┗━━━━┓ ┣息石耳命┣5孝昭天皇(観松彦香殖稲尊)
      ┃(富登多々良須々岐比売命) ┃ ┣4懿徳天皇(大日本彦耜友尊)┃┃┃
 天照大神 事代主神    ┣ 神八井耳命 ┃ ┣磯城津彦命        ┃┃大井媛
    ┣オオクニヌシ┛ ┃      ┣3安寧天皇(磯城彦玉手看尊)  ┃┃ 
      ┣加夜臣奈留美   ┣ 2綏靖天皇(渟名川耳尊)━┓┏━━━━━━━┛┃
 スサノオノミコト       ┣ 岐須耳命  ┃ ┃      ┃┃      渟名城津媛
     鵜葺草葺不合命┣ 吾平津媛  ┛糸織姫   ┃┃
                  ┣1神武天皇(磐余彦)       x ┃
                  ┣五瀬命,稲飯命,三毛入野命    ┃┃
                玉依姫命┣ 手研耳命        ━┛┃
                    吾平津姫(日向)          ┃
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ┃ 長髄彦(ナガスネヒコ)          埴安媛(河内青玉繋娘)
 ┃       ┏押媛命                 ┣武埴安彦命
 ┃        ┃  ┣大吉備諸進命                ┃伊香色謎命
  ┣天足彦国押人命┣7孝霊天皇(大日本根子彦太瓊尊)┃┣彦太忍信命(武内宿禰の祖父)
  ┣6孝安天皇(日本足彦国押人尊)┃     ┣8孝元天皇(大日本根子彦国牽尊)
 世襲足媛  ┃┃        ┃   細媛命┣大彦命
        ┃長媛  ┏━━━━┛      ┣9開花天皇(稚日本根子彦大日日尊)
       五十坂媛 ┃           ┣迹迹姫命┃┃┣彦湯産隅命
            ┣倭迹稚屋姫命 欝色謎命(出石心命孫┃┃竹野媛
            ┣倭迹迹姫命                ┃姥津姫━彦巫王 
            ┣吉備津彦命           ┣10崇神天皇(御間城入彦)
           欝色謎命(倭国香媛)       伊香色謎命

畝傍山東北陵

 

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