超音波システム研究
第1回 超音波技術の説明
水槽内に1台の超音波振動子を設置しています
超音波振動子(40kHz 300W)を動作させた状態です
1)水槽に超音波計測用の
アルミの部材に取り付けた超音波振動子(1.6MHz)を入れて
計測している様子です
ポイントは測定部材をすべて水中に入れている点です
2)水槽に超音波計測用の
ステンレスの板材に取り付けた超音波振動子(2.5MHz)を入れて
計測している様子です
ポイントは測定部材をすべて水中に入れずに
一部を水面より上に設置している点です
このような基礎実験により
洗浄物や表面改質・・・に関する
対象物の設置・設定・・・・を
目的に合わせて行うことの重要性が確認できます
適切に行わないと
対象物の表面に超音波の伝搬が行われない状態になります
(超音波の伝搬が行われない状態が目的となる利用状態もあります
例:樹脂部品の表面改質・・・・)
超音波振動子の設置方法は
定在波を発生させる状態にしています
液循環の設定で、定在波を制御しています
定在波と液循環の最適化は
キャビテーションの計測・解析・評価により設定状態を決めています
(定在波を発生させない超音波振動子の固定方法もあります
超音波振動子の固定方法は、定在波以外に
高調波に関するパラメータにもなっています
定在波を発生させる状態は
高次の高調波の発生が小さくなる傾向にあります
現状では、上記の事項による
キャビテーションと伝搬周波数に関する
パワースペクトルのダイナミック特性を
最適化要因として利用しています
ここで、洗浄・攪拌・改質・・・・に対する
音響流による影響と効果について
試行錯誤の中で最適状態を選択するようにしていくことが
コンサルティングノウハウとしての実験・検討としています )
以上 2012.1.5 第1回 超音波技術の説明
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