内田百の住むはずだったあの家

お題『ネギは？』

数年前、清澄庭園にて撮ったこの写真。
カワイイ鴨ちゃんがいました。コレを見て『うまそぅ～』と思わないでよね。
学生時代に内田百先生の文学作品にふれる機会があって、文学作品をわかりやすく解説していただいた事を思い出します。
『はて？あれはなんという作品だったのでしょう』突然、図書館で探してみたものの、どうしてもわかりませんでした。
ざっとお話すると‥こんな風な話。
仲のよい夫婦が『死んで生まれ変わっても、また一緒になろう』と、『次に鳥に生まれ変わり約束の場所で必ず逢おうね』と決めて‥それぞれが他界。
妻は約束どおり決められた場所で鳥として待つのですが
夫はようやく現れたと思ったら‥狐になっていたのでした。
空腹に負けてとうとう鳥(妻)を食べてしまったとさ。
という話だったと思います。

『生まれ変わったらまた一緒になろうね』とうーたま。
『‥‥』無言のトトロ。(そんなにアタシが嫌いかい)
どうやら次回はイヤみたいですトホホホ～

『内田百先生、かわいそうなうーたまをお救いください』

昔、飯田橋界隈はうーたま家の遊びの中心地でした。
今では立て替えられてなくなってしまった江戸川アパート‥その前もよく通りました。
今日調べていくうちに、内田百先生はあそこに住む予定だった事がわかりました。
当時小さかったぺ３．６も、暗くてガラスの割れた不気味な館として覚えています。ちょっとキレイな頃の映像をどうじょ～。
『夜になるとぽーっと明かりがついていたね。』とぺ３．６。
迫り来る得体の知れない恐怖感を表現した小説や、独特なユーモアに富んだ随筆などを得意とした内田百先生ならではの世界でした。
『世にも奇妙な物語』って感じテイストです。

『ガラモンダンス』世にも奇妙な物語より～★オリジナル★オルゴール
それぞれの試聴をお楽しみくだされ