二度目の「大喜久」です。
前回の「ふぐ料理」記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/3c61157554f3ecd02039d0ad44165b74
京都市左京区北白川丸山町1-115 TEL 075-724-8159
(電話予約受付時間10:00~21:00)
今回はこちらの名物料理「鱧づくし」を頂きにやってきました。
しばらく休業されていたようですが、夏には間に合ったようですね。
前回期待以上のお料理をいただけたので、
鱧はさらに期待できます。
お昼の12時に予約。
こちらの店は必ず予約が必要です。
閑静な住宅街の中だし、多少細い坂道を上るので
タクシーで行くほうが賢明です。
★今回は銀閣寺の市営駐車場で停めてからタクシーにのりました
ワンメーターで到着します
前回と同じく、個室でのお食事。
蒸し風呂のような京都では「冷えた酒」が命の水。
幸せの一瞬です。
先附 鱧胡瓜 酢の物
甘みのある鱧とキュウリの瑞々しさを堪能できる一品。
見た目にも美しい。
小附 鱧の玉〆蒸し
口に広がるプチプチ感。
鱧を活かす味付け。旨い!
良質のお出汁がよく効いています。
小向 鱧骨切り刺身
その身の柔らかさと甘みに感激。
こちらの特製ポン酢につけていただきます。
口の中に涼しさが広がり、お酒もすすむすすむ。
ちなみに今回の鱧づくしは
大きめの鱧を二人で三匹分も使用しているそうです。
・・・・想像できないけどすごい。
向附 鱧おとし・鱧焼霜造り盛合せ
待ってました!鱧おとし。
鱧料理の大定番。
山葵しょうゆがものすごく合います。
梅肉もいいんですけど・・。
身が適度に冷えていて、一口食べると鱧の香ばしさと甘みが
しみじみ感じられます。
美味しい・・美味しすぎる・・・・
椀盛 鱧葛叩き 清し汁仕立
清ま汁の上品な出来映え。
山椒の芽の香りがさわやかー。
焼物 鱧源平焼 あしらい
ちょっと甘めに焼かれた鱧。
もろみ胡瓜との組み合わせは正解。
鉢物 賀茂茄子煮 鱧・海老そぼろ
・・・・絶句。
絶品すぎてほっぺた落ちそう。
加茂茄子のとろけるような口どけと鱧・海老のしっかりとした甘み。
これは茄子の美味しさに軍配があがるんだけど、
それすらすばらしい。
強肴 鱧しゃぶ鍋 野菜
透明な一番だしに投入、15秒ぴったり火を通して、
ポン酢でいただきます。
ほろほろっと口の中で崩れる身は最高に美味しいです。
もっと食べたい!と思わせる魅力ある一品。
その後のいいお出汁はお椀で飲みます。
・・・これで雑炊作りたい。
こちらにも山椒の芽を落として・・・
飯物 焼鱧新生姜風味飯 羽釜炊
羽釜で炊き上げたいい香りのご飯。
ぴりっと刺激的な新生姜がたっぷり。
涎が出そうなくらいの香りに悶絶。
もちろんお味は最高です!!
水物 自家製のフルーツシャーベット
最後まで大満足でいただけました。
主人は「食べれば食べるほどおなかが空いていく」と言っており、
なんとなくその気持ちわかりました。
次への期待が大きいんでしょうね。
こちらの鱧料理は絶品!とたくさんの人が訪れます。
私も夏は必ず、こちらで頂きたいな~と感じました。
これだけたくさんの鱧を食べたのは生まれて初めて。
懐石料理でもお料理の中の一品ですもんね。
でも決して飽きさせず、一品一品の出来はすばらしいものでした。
夏の京都へ行かれる方はぜひお勧めです。
ちなみに今回は飲み物代を入れて二人で「37100円」でした。