富山に長く居るわりには、高岡古城公園や、その中にある射水神社に足を運んだことがなかった。
桜の季節に訪れてからその全貌が気になっていたので、再度散歩がてら訪問してみることに。
きつくない陽射し………どちらかといえば風が冷たかったが、ウォーキングするにはもってこいの気温だった。
写真映えするスポットや、静かに瞑想できるベンチ。
年配の方が多く、皆、ゆったりと自分の時間を過ごしていた。
うろうろ歩いていると、ようやく射水神社に辿り着き、一瞬躊躇いながら鳥居をくぐる。
神社仏閣との相性は最初の第一歩でわかるからだ。
今回はお陰様で受け入れてくれる感じがした。
様々な種類のおみくじも引かず、ただゆっくりと境内を眺める。
お正月の賑わいは相当なものなんだろうな。
コロナさえなければ。
そういえば通りすがりのおばさんが、やたらおみくじを引いていて、それを何度もここに結びつけていたが、望み通りの結果が出なかったんだろうか。辛いね。
神社を参拝したあとも、のんびり散歩をし、静かな景色を堪能した。
【産後の猫】と名付けられた銅像。
なかなか渋い。
一周一時間ほどかけて、じんわり体も温まったので、お茶を飲みながら休憩。
雨雲が近付いてきたはずだが、なんとか踏み止まってくれたらしい。
桜はないけれど、今が時期のチューリップが所々に咲いていて、楽しめた。
まだまだ知らない景色があるかもしれないので、いつか再訪しようと思う。