昨日は、私の誕生日&結婚10周年記念日でした。
仕事帰りの主人と合流し、以前からオススメされていた「六花」さんへ。
よく車で通っているのに、まさかここがそのお料理屋さんとは露ほども知らず・・・。
とても風情ある外観です。地元の人だけでなく余所の方たちも喜ばれることでしょう。
ご主人は京都は「嵐山吉兆」「ウィンザーホテル吉兆」で料理長をしていたほど華やかな経歴をお持ちのようです。
他所のブログではよくお見かけしていたのですが、なかなか足を運ぶ機会がなかったので 今回は期待大!!
お祝いということで・・・最近控えめにしている日本酒・・・を少し。
日本酒は10種類から選べますが、ここはお気に入りの満寿泉を頂きました。
まずは毛蟹とカタクリの和え物
お素麺の上に乗せたらさぞ美味しいだろうね・・と思ったほど、汁がとても好みでした!
生姜もたっぷりで口の中がさわやかに。
椀物は万寿貝と菜の花
透き通る出汁はさすが!!
貝の弾力と鮮度も◎!
お造りは目にも鮮やかな若々しいすりたての山葵を中心に、3点。
お醤油とちり酢の両方が用意されていました。
貝類は基本ちり酢のほうが合うと思っているので嬉しい限り。
盛り付けも鮮やかな・・・4種の小鉢。
印象に残ったのは雪下人参のすりながし。
とろっとした(少しカタクリでも入れたのか?)人参の甘いスープに柚子胡椒。
これがポイント高かった!
イイダコの下には「とうや」というじゃがいものペースト。
このじゃがいもは上品な甘さで技あり!
ここでいきなりお赤飯登場!
「ん?」と思っていると・・・板長さんが
「先ほど まみさんからお電話を頂きまして・・お祝いだということでしたので・・・」
とおっしゃる。
うきゃあ!!まみさん!!なんて素敵なサプライズですか!!
本当にありがとうございます!!
それを聞いていた隣の素敵なご夫婦にもお祝いの言葉を頂き・・・ちょっとにやり。
やっぱり祝ってもらえるって嬉しいものですからね。
お赤飯の美味しさもさることながら・・・上にかかっているゴマの香ばしさたるや・・・ここ最近ではナンバーワンでした!
私が今回一番好きだった一品・・・焼いた鱒と玉ねぎのすりながし
焼き鱒・・・さっぱりと香ばしくて好み!
玉ねぎのほんわかした甘さにぴりっと黒胡椒で洋食のようなイメージも。
アツアツの器に登場したのは「山菜」たち。
今が旬?の竹の子、蕨、山ウド・・・それらが山椒の芽、ふわふわの鰹節を纏いよい香りを放っています。
この鰹節・・・とても上質。
もっと食べたかった・・・
主人は苦手な山ウドを私にスルーパスし・・・・モクモクと完食(笑)。
大人な一皿でした。
ここで「お肉を追加できますが、いかがいたしましょう」と尋ねられ 即答で「YES」。
じっくり丁寧に焼き上げられたお肉を食べる頃には少しお腹も満たされていたのですが・・・(笑)
これまた・・・立派なお肉ですね。
「ミスジ」が登場。チョイスがにくい・・・。
こころもち・・もう少し火通ししてもらったほうが好みだけど、美味しかったので文句は言うまい。
ラスト!!
美味しいと評判の飯物登場。
今回は鯛飯でございました。
確かに・・・うわさに違わず・・・旨い。
炊き加減もいいし、バランスがしっかりとれている。
お出汁がメリハリがきいていて(私自身はもっと薄味でもOKだけど)これは旨いといわざるを得ない。
添えられた「漬けもの」も好き!!!
主人がきっちりおかわりをしてくれたので、1,3合のお釜は綺麗になくなりましたとさ。
最後は「野菜酢」のシャーベット、洋酒のジュレ乗せ。(底にはあずきが敷いてある)
リキュールをさらに好みでかけることができるので・・・酒好きにはたまりません。
主人はジュレを一口食べて撃沈。<脳天にまで酒が廻ったらしい(笑)
こんなに美味しいのに・・と人の分まで横取りした罰が当たったのか・・・帰ってからお腹が下ってえらいことになりました(笑)。
お店、よい雰囲気です。カウンターとテーブル席と小上がり席があります。
あまりおしゃべりでない板長さんですが、決して無愛想ではありません。
周りのスタッフたちもよく動き無駄が少ない。
手製の果実&野菜酢のドリンクは美味しかった!
素材が少ない季節ながらよく工夫してらっしゃるなと思います。
また違う季節に訪れたいですね。<特に秋
二人でドリンク込み 23000円ほどでした。
夜のコースは7500円、11000円のどちらかから選べます。
今回は7500円をチョイスしました。
これにお肉とドリンクの料金が入り、上記の値段となります。
まみさんへ SPECIAL THANKS