卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

女三人京都旅 京都編 「鳥岩楼」

2013年03月06日 19時36分48秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

大山崎ほどではないにしろ、よく歩いた・・・!

お腹もほどほどに減ってきたので、お目当てのお店へGO。

「お昼の予約はしておりません」

・・・とやさしく電話口でおっしゃったので「オープン前」には到着したかった「鳥岩楼」さん。

上京区五辻通智恵光院西入ル五辻町75
075-441-4004
12時から14時まで
木曜定休


到着したときにはすでに5人ほど並んでらした。
12時前に中へと案内され、二階に通される。

親子丼の方はニ階へ・・・・

となると、水炊きの方は一階のお座敷か・・・そこも気になる。

素敵な中庭と美しいしつらえに目を奪われつつ・・・なつかしの階段を上る。

襖がとっぱらわれた、程よい座敷で皆相席となり着席。

お箸容れも竹!!

お腹すいていたけど、美味しい出汁の香りが漂っているので・・あと少しの我慢だと頑張る。

その間に色々写真を撮ることの集中。

そしてお待ちかね!親子丼の登場です。

シンプルな器に美しい黄色がとても映えます。
かにたまさんは少し蒸らしてらっしゃったけど、私とY'sさんは突撃!!<お腹空きすぎていたので

うんまぁ!

しっかりとしたお出しの味。
どこか懐かしい卵の香りと、鶏肉の柔らかさ。

これはどんどん箸が進む!!

というか止まらない・・・
ピリリと山椒の粉もいいアクセント。鶏のスープとベーシックなお漬物ついてます。

前評判で 味が濃い という噂も耳にしていたけれど、いえいえ、全然、全く問題ありません。
つかこのくらいのほうが、飽きずに頂ける!

とっても美味しかったです。



今度主人と親子丼食べ比べ京都編をしてみようかな(笑)。

お腹も満たされたところで、京都ともそろそろお別れ・・・

出来ることなら1週間ほど滞在したい。<お金は湯水のように流れていくだろうけど(笑)

さて、最後に私が立ち寄ったお店は「喜仙堂」さんです。
ここの蕨餅が美味しいと評判だったので、無理をいって山科へ車を走らせて頂きました。

ん?蕨餅?と思うでしょう?

ここのお店の蕨餅(わらびもち)は少し他とは異なります。

黄粉
生地
こし餡

この三重奏のバランスがパーフェクト!
とてもしっとりとしたお団子でとにかくどんどん口に運んでしまいたくなります。
濃い目の煎茶と一緒に頂くと至福だろうなあ。

ちなみにお一つ200円なり。

あー10個どころか・・30個でも欲しい・・・・

他の場所では買えないので、京都へいったら是非立ち寄ることにします。
ごちそうさまでした。


「喜仙堂」

京都市山科区西野大手先町1-14

075-581-5454

さて、今回の女三人旅、いかがでしたでしょうか?

「大山崎」というちょいとイレギュラーな場所と京都・・なかなか濃い内容になりました。
それもこれもY'sさんのおかげ!
旅のお供にY'sさん(笑)、必需品かもしれません(爆)

さーて、次回の女三人旅もどうなることでしょう。
ただ、はっきりしていることは・・・・ドライバーがかにたまさん!ということだけ!!
今からワクワクしております。


皆様、お付き合いくださりありがとうございました。

日常へと戻ります。


今回の戦利品!


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京都1泊2日 其の四  「みしな」でランチ

2011年09月29日 15時42分30秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

昨夜、早く寝たせいか朝6時前に起床。
主人はまだ夢の中・・

さてどうしようか・・と迷った挙げ句 ホテルからほど近いスーパー(24時間営業)に出掛けてみた。
この日は富山に帰る日なので多少の買い物をするつもりで・・。

まずは京都の九条ねぎをどさっと買い込み、黒豆納豆、京都の有名チェーン店のチャーハンの素など・・・
あまり手に入らない物を物色。
何よりも、うどんの出汁(京都風)はありがたい。

九条ねぎはお安かったので助かった。

その後、イノダコーヒー本店へでかけ、義姉に土産を買う。




実は昨日のお昼、高島屋地下で購入した土産もあります。
右端の青唐辛子ご飯(混ぜご飯の素)はすごくおいしかった。

富澤商店」が入っていたので、本当は小麦粉とかバターを買いたかったけど
さすがに諦めました・・・。


 富山に帰る前にランチをしよう・・ということで、
高台寺近辺の「洋食 みしな」 へ。
ランチタイムまでの間、ぶらぶら散策しました。 二年坂、久しぶりですが綺麗に変わっていました。
どのお店もかわいらしくてついつい入ってしまい、衝動買いをする・・の繰り返し。

 


 

さて、12時になり、ようやくお店もオープン。

綺麗なカウンター、シェフと奥様そしてお姑さんの三人で出迎えてくれました。

主人は「海老フライとクリームコロッケ」 2600円    ご飯、漬物、お味噌汁付き

私は「ビーフシチュー」 3700円            ご飯、漬物、味噌汁付き

 ちょーっとお高めな値段設定です。
老舗洋食店として現シェフのお父様が腕をふるい有名店になられたようです。
もう他界されていますが・・・。

細かい衣で包まれた「海老フライ」は主人曰く、少々臭みがある。
私が食べた物は臭いはなかったので、ハズレクジだったということでしょう。
その代わり、「クリームコロッケ」はとてもおいしかったらしいですね。
主人は基本「クリームコロッケ」を食しません。

衣も、具の柔らかさも絶妙だったようです。

私のビーフシチューもなかなかおいしかったです
ごろごろ入った野菜も、厳選されています。
丁寧に作られる様を、カウンター越しに見ていることが出来るので楽しいですね

ご飯も炊きたてつやつや。
お漬物も上品な味で、こちらはとてもおいしかった。
おじゃこもしっかりついていて、お茶漬けにして頂けます。
※ご飯お代わり出来ます

12時半ほどになると、年配のお客さんがぞろぞろと入店されます。
常連さんもちらほら。
昔から愛されている洋食屋さんにまちがい有りません。 

東山区高台寺二寧坂畔357
TEL075-551-5561
12:00~15:00、17:00~19:30
水曜、第1・3木曜定休
(祝日の場合は翌日)


 

こうして慌ただしい京都一泊旅は終了。
この翌日、あの台風15号のせいで、北陸道を米原まで戻ってくる羽目になったわけです・・・・

 

 

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京都1泊2日 其の二 「丸太町十二段家」で昼食を

2011年09月27日 10時13分17秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

何か・・京都らしいもので軽いものを・・・と検索した結果
こちら、「丸太町 十二段家」さんを見つけました。

京都市中京区烏丸丸太町西入ル
075-211-5884
11:30~14:30
17:00~20:00
水曜定休
※しゃぶしゃぶのみ予約可能



私も大好きな かの「瓢亭で働いていたご主人が作る一皿がとても美味しいと評判です。

オープン30分前でも人は並び・・その人気ぶりがわかります。
お茶漬けをわざわざ食べることは今までの京都旅でありませんでしたが、
何故かこの日は「茶漬けでも・・」という気分になったのです。


とてもクラシカルでいい雰囲気の店内にはちゃぶ台・・と呼べるシロモノが。
懐かしいちゃぶ台でご飯を頂きます。



お茶漬のお品書き

すずしろ 1050円 一番オーソドックスな内容
水菜 1890円 煮物の一皿が+される
菜の花 2835円 お刺身も追加される

今回は「水菜」「すずしろ」を選択しました。
よいお出汁で作られただし巻き卵も美味しかったですが、
煮炊き物のお鉢がとても良かった。
まず野菜が丁寧に下ごしらえされていて、味も濃い。
見えにくいですが、小芋が隠れています。
崩れすぎず、しっかりとした味わい。

豚もとろりと甘みがあって満足できました。

お漬物もさすがのバリエーションですが、少し好みから外れていたのが残念。
ゴボウの漬物が一番好きでした。


ご飯は、おひつに入って登場します。
お代わりは自由。



※外から他のお総菜等を持ち込んでご飯を食べている輩に対して、注意書き が貼られていました。
そんなことする人いるの???とビックリ。

そういう人はご飯代が請求されるようです。

放り出せばいいのに・・・

其の参へ・・・

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「岩さき」で昼食を  in 京都

2011年05月30日 16時09分10秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

 

お昼は京都の釜座(かまんざ)通りの「岩さき」さんで。
1年半ぶり、二回目の再訪です。
ここのご飯が正直忘れられなくて・・。
雨がしとしと降る中、ご主人は案の定、丁寧にご挨拶され、
女将さんはよう覚えていてくれて嬉しかったです。

京都市中京区釜座通御池上ル723
075-212-7800
要予約 お昼・夜ともに

過去の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/690832f2510e752a0c6b3737a5b5fe24

 

 

 

 

 

お料理はどれもちょっと涼しげで見た目も美しいものばかり。
全体的にとっても優しい味つけ、そしてお出汁は出来るだけシンプルに素材を活かすためだけにある感じです。

今回、特筆すべき一品は二品目の椀物。

透明にちかいお出汁に穴子を香ばしく揚げたもの。蕗細切りなどで水中花のような盛りつけをし、目でまず楽しめる。
お出汁にその香ばしさが移り、想像以上に華やかな椀物だった。

意外にも登場した一品、それが「稲庭うどん」。
少量だけど、そこがまたよくて!
お出汁はまったくもって素晴らしい。生姜と溶け合うと絶妙。
もちろんうどんの美味しさもたまりません。
もずくが絡んでのど越しがよく、箸休めの一品でした。

 

今回ちょっと残念かなと思ったのが、「鯛の酒蒸し」。
私のものと、主人のもの、部位が違うからか・・味が全然異なった。
主人のものはやはり目の回りの身の美味しいこと。

私のほうは身離れ少々悪く、鯛の味があまりしなかった。


しかし、最後のご飯は相変わらずの美味しさ。
女将さんのお母様が丁寧におこげをよそってくださり、本当に美味しく頂けました。
主人は一杯だったけど私は軽く3杯おかわりしました。

お漬物もすっぽんの出汁で煮たおじゃこも絶品です。

 

赤だしでほっと一息。

 

最後はフルーツにワインのジュレをまぶしたもの。
とてもさわやかな水ものでした。

 


二度ともお昼ご飯を頂きました。
しっとり上品な味付けで 久々に京都の味を堪能したのですが、
残念ながら主人の体調が思わしくなく(岩さきさんに着いた時点で)、気が散って(笑)もったいないことをしたと思います。


 

ご飯を食べたあと、四条へ向かいました。
雨だったので、錦市場近隣の駐車場に車を停め、てくてくと有次さんを目指します。
包丁を二本とも研ぎに出すのです。

途中、とても綺麗な薔薇を発見。
雨に濡れて色鮮やかに。
しばらくぼーっと見入ってしまいました。

錦市場は土曜ともあって大混雑。

有次さんも同様でしたがすぐに大将が出てきて下さり、手続き完了。
一ヶ月弱で富山の自宅に届く予定です。

いつも新品同様になって返ってくるので嬉しいですね。

ちなみに送料込みで2900円でした。

 

 

次は 大阪 親友と夕食へ・・・

 

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「一泊二日 京都・小浜ドライブ旅」 ~其の四 竹茂楼~

2010年05月15日 19時59分25秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

お昼は久々の「竹茂楼」です。

前回の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/38796567eb561441cef302b387a768f2

とても美しいお庭です。
青々としたモミジが出迎えてくれます。

袴を履いた男性がお出迎え。
歩き方がとても素晴らしい。

二階の座敷へと案内されました。

とても静かで風で揺れる笹の音がかすかに聞こえるだけ。

まずは一服。



先付は5月らしく「ちまき」が登場。
中からはヒラメのお寿司が。

まだまだ小さなもろこの山椒煮もいいほろ苦さ。
ミョウガがさわやかで、とてもいいバランスの先付けでした。

椀物は「鯉こく汁」。

ああ、たまらない味です。
白味噌加減も、ほろほろっと口の中でほどける鯉も・・・。
美味しかった~!

向付は「初かつを焼霜造り」。

大ぶりに切った鰹はとても歯ごたえがよく、程よい加減の焼き方が素晴らしい。


焼物は本来「若鮎」だったのですが、今回は「予約時」に敢えての「お肉」でお願いしました。

「但馬牛のステーキ」

相変わらず、こちらのお肉は旨味があって美味しいです。
塩加減も最高。

ホワイトアスパラには「わさび味噌」が乗っかっていました。

は「黒豚角煮と新じゃが芋、スナックエンドウ」

ここの名物でもある角煮はとてもいい甘辛さです。
お出汁がじんわりしみ出して、揚げたジャガイモによく合う。





強肴は「うすい豆腐 山葵みそ乗せ」です。

目にも鮮やかなうすいえんどうの緑。
弾力のあるお豆腐はさわやかな青さを感じます。


ご飯はおなじみ「名物鰻かば焼」を昆布だしでお茶漬け風に。

お漬物もとてもいい歯ごたえです。




お薄と和菓子で〆。



相変わらず素晴らしいクオリティです。

一人10500円のお昼でした。

前回は夜にお邪魔し、鱧で感動しました。
あの時の身震いするほどの旨さはないにしろ、このお値段でこのお料理はさすがというべきでしょう。


竹茂楼は、何度も足を運びたくなる料亭の一つです。
雰囲気、お料理、そして白味噌・・・。

今度は季節をずらしてまた足を運びます!


HPはこちら:要予約


其の伍へつづく・・・・

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秋の京都 二泊三日の旅~二日目~草喰なかひがし

2009年11月06日 23時40分14秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

 一ヶ月前に主人がバッチリと
予約してくれた草喰なかひがしで昼食です。

そう、「日本一の昼食」と謳われているお店です。
そして日本一予約が取りにくいかも・・と言われています。

ほぼ諦めていた予約ゲット。
これも運命と思い、ドーンと飛びこびます。

12時に一斉に始まると聞いていたので遅れるわけにはいきません。
早めに駐車をしてブラブラと辺りを散策。

12時10分前になると、団体客?さんがぞろぞろお店へ入っていきます。
そして二階の座敷へ・・。

団体客の受付をしていたとは知りませんでした~。




扉をくぐると、朱塗りのカウンターが眩しい!
12席ほどあります。
厨房では急がしそうにご主人とお弟子さん達が料理の準備中。



女将さんもそのほかの仲居さんたちもテキパキと仕事をこなし、
熱いお茶を出してくれました。

30分ほど待ったでしょうか・・・。
だいぶ待たされたので、ちょっとイライラ(笑)。
皆さん、文句もいわずじっくりと座っています。
まるでコンサートが始まる前かのようです。


そして ようやくお料理が並び始めました。
草喰料理、どんなものかワクワクです。

まずは八寸から。



珍しいムカゴのお寿司が出てきました。
小さなカレイ、蕪、栗、丹波の黒豆・・・旬のもの満載。

この中で、一番面白かったのはおちょこに入った「柿」です。
トンブリをたっぷり まぶした柿には きな粉で うっすらと味がついていて甘みと香りがいい。
鮮度のよい銀杏がのっています。

8寸の中で物珍しいのはこの一品で、私の好みでした。
主人は蕪が好み。鮎のパテと味噌が挟んであります。

もちろん酒なしには語れないので、ここで日本酒(冷)登場。
伏見の「英勲」というお酒で、まろやかな口当たり。

お椀は京都ならでは白味噌の中にとち餅。
春菊がふんわりと浮かんでいます。

好みかもしれませんが、私はもちっと甘いほうが好き。

でも香りのよい春菊はいいアクセントになりますね。

この辺りからテンポよく料理が出てきます。

焼き物は子持鮎(琵琶湖)をほう葉で包んで焼いた物。
蓮根の素揚げの上には卵黄。
これは文化の日にちなんでのご主人のアイデア。

餅米のポン菓子のようなものが散りばめられていてこれまた旨い。
鮎もふっくら、子も多くて甘みが最高です。




お造りは鯉。
食感がいい。よく洗ってあるし、山椒の葉(黄色)とのコラボはなかなかのもの。
辛み大根と混ぜ混ぜしても良い感じ。



ここで土鍋で炊いたご飯登場。
上澄みの一番美味しいしっとりした部分を器に入れて
すぐに食べてください!と促された。
慌てて写真を撮ったのでぶれぶれ(笑)。

やわらかくて、蒸気を感じるほど熱いご飯。
ちょっと芯が残っている、アルデンテの状態・・らしい。


8種類の茸がはいったお椀はちょっと餡かけ風。

生姜もたっぷり。生小豆がちょこんとのっています。

雑多な感じだけどまとまっていて、身体も温まる一品。

にわかに厨房が忙しくなりました。
目の前の焼き場には大きな鴨肉、そしてカレイが登場。
ご主人がほぼ付きっきりで焼き始めます。

「鴨」or「笹ガレイ」

・・・の選択をここでしなくてはいけません。

もちろん、一つずつ注文。
主人は鴨、私は笹ガレイ。

焼き上がるまで、ものすごくいい香りが漂い、
カウンター客のみんながそわそわします。



どちらのお皿にもアケビをすりつぶした物が添えられています。

鴨はジューシーで香ばしく、鮮度抜群。
大根、あけびを鴨で挟むと、食べたことがない旨味が口に広がります。

笹ガレイはふんわり~と焼かれていて、丁寧に骨がとられていました。

箸休めかのように小鉢登場。
椎茸の厚みに驚き。そしてその味にも感激。

いい香りがするなーと思っていたら、先ほどのカレイの骨がパリッパリになって
出てきましたよ。
うん、美味しい。香ばしさもあるけどやはり甘い。
おやつのようです。



そしてようやく、「有名なめざし」の登場です。
ここから慌ただしく、ご飯、香の物が並べられます。
めざしはピンとはっていて、見ただけでも美味しいとわかります。
必要以上に火を入れない焼き方はさすが。
頭は香ばしく、身の部分は柔らかくしっとりしていました。

日本一のめざし・・かどうかはわかりませんが
とても美味しかったです。

万願寺唐辛子ともう一種類の唐辛子を炒めた和え物もご飯のお供。

ご飯は炊きたてよりも やはりしばらく蒸らしたほうがちゃんと味が分かりますね。
お茶碗に二杯、いただきました。

最後は水物

熟した大きな柿(代白柿)もとっても美味しかったのですが、横にちょこんと存在する
「ほおづきトマト」の味に驚愕!!

食べたことあるようで、ない味。
すっごく美味しい。

べったりとした甘いトマトじゃなく、ほんと自然のフルーツの甘みです。
後で調べてみると、希少価値の高いトマトで収穫量が少ないらしい。
ビタミンAもたっぷりとのこと。
これはくせになりますよ~。

ちなみに柿の上にのっているのは「人参の葉のシャーベット」です。

 

 


 


たくさん頂いておなかはパンパン。

カウンターとご主人、スタッフが一体となっての御食事はなかなか楽しかったです。

お昼7350円(一人)とお酒代。

まずまずの料金設定だし、お料理はアイデア豊富で面白かったです。

中には「・・ふーん」と思う物もありましたよ。
しかし、厳選された素材、それにおもしろみを与えるご主人。

希少価値の高いお店であることは、間違いないと思います。


次回5ヶ月後の予約・・どうしようかな・・と思いましたが、
(食べに来たときに、次の予約が出来る(5ヶ月後~))
別の気になるお店も多数あることなので、諦めることに。

また機会があれば、楽しい御食事をしにきたいですね。




左京区浄土寺石橋町32-3

075-752-3500
(毎月一日朝8時から翌月の予約開始)(完全予約制)

12:00~14:00 18:00~21:00
月曜日定休
 

 

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秋の京都 二泊三日の旅~一日目~岩さき

2009年11月05日 22時18分44秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

さて京都に着いて早々に向かった先は
まみさんのオススメで予約した「岩さき」さん。

高台寺和久傳~祇園丸山~柊家旅館の料理長など
素晴らしい経歴の持ち主がご主人です。


背が高く、すらっとした美人女将と、寡黙ながらも丁寧な物腰のご主人がお出迎え。
そして女将のお母さんもいらっしゃいました。
はんなりとした京都弁でとても落ち着きます。

松の実のお茶はほんのり塩味で、身体を温めてくれました。
が、ここはやはり日本酒であったまろう!

京都の銘酒を頂きました。

女将と賑やか?にお話しながらの御食事は、時間が経つのを忘れてしまいます。

お料理は素材をころさない味付けで比較的あっさりめ。
ミョウガ、葱、生姜、柚子などの薬味の使い方が絶妙です。

もちろん旬の素材たっぷりで、鮮度もよく、お料理はシンプルにみえますが、
よく計算されています。
決して無駄に飾り立てないところが気に入りました。

私が一番感動したのは、土鍋で炊いたご飯。

「丹波の米」は私にとって、田舎そのものの味です。
おばあちゃんの作ってくれたご飯の味を思い出します。

香り、味・・最高の料理の一つでした。

 

最後に、瑞々しい梨と柿をいただいて〆となりました。

これらが3500円のお昼のコースです。
このお値段でこんな美味しいお料理がいただけるなんて
京都はやはり奥が深い!

次回は夜のお料理を頂きたいと思っています。


お見送りはご夫婦お二人で。
美男美女、とてもいいカップルだと思いました。


http://iwasaki-jc.com/

京都市中京区釜座通御池上ル723
12:00~14:00、18:00~21:00
075-212-7800 (要予約)

まみさん、すてきなお店のご紹介ありがとうございます。
(*^_^*)
その上お電話でお知らせしていただいて・・・。
そのお話でも盛り上がりました

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「ミシュラン 京都 大阪版」

2009年10月14日 00時39分02秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

「ミシュラン京都・大阪版」発表されました。



※発売は16日

今回は色々物議を醸し出しましたね。
特に京都は老舗店が多く、ほんと色々大変だったと思います。
ミシュランスタッフも頭を悩ませたことでしょう。


京都の三つ星★★★



「菊乃井」
http://kikunoi.jp/


過去の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/c0dfbefc4f5d281eb463a591315d59c1
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/4342817bce0a4b0fa222be3ef1f3fb72

「瓢亭」
ほんまに素晴らしい。
http://hyotei.co.jp/


朝粥の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/utsuki321/e/cabe7b5b1c658754d67cdebf3970772c


「未在」 
ここすごく気になっているお店
http://www.mizai.net/

「千花」
http://www.kyotochihana.com/

「岡崎 つる家」
http://www.digistyle-kyoto.com/restaurant/restaurant_j/46_j.htm

「吉兆 嵐山本店」
http://www.kitcho.com/kyoto/

 以上の6店舗。

 

なるほど!と思わせるお店の顔ぶれ。
しかし京都は奥が深くて広い。
だから魅力あるお店は数多あり、そのファンや常連さんは
きっと複雑な気持ちでしょう。

 



大阪の三つ星★★★は一店舗。

「Hajime」
http://www.hajime-artistes.com/jpn/home.htm

こちらのお店も目を付けていたのに、
大阪へ帰るとなぜかフレンチが無理!って状態になった所為で
残念ながら未入店。

二つ星や、一つ星に、素晴らしいお店がたくさん入っていますね。

ミシュランは、参考程度にしか読まないのですが、
今回は数も多いし、目新しいお店なんかもあって、楽しそうです。



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「草喰なかひがし」予約ゲット!

2009年10月01日 09時57分54秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

京都一、日本一予約が取りにくいとも言われている

「草喰(そうじき)なかひがし」
 
の予約がとれました。

毎月一日の朝からの電話予約でのみ受付。(翌月分)
あっという間に予約一杯になってしまうという前評判から、
電話を二つ握りしめながら予約開始時間を待ちました。

30分近く、電話は混雑しており、繋がらず・・。
NTTのアナウンス「・・・・後ほどお掛け直し下さい」を何度聴いただろうか。

ちょっとイラっとくる声

ほぼ諦めの境地に達した頃・・

通じたのは主人の方の電話でした。

これは本当にラッキー

 

第一希望は無理だったけど、第二希望の時間帯はなんとかゲット。

は~・・・・人気ミュージシャンのチケットなみに取りにくいな。




何はともあれ、来月11月は京都へ行ってきます!

今回の目的はこれ一点のみです。

 

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京都で涼求め・・  「宝泉」にてお茶を

2009年07月24日 16時10分26秒 | グルメー「京都料亭・割烹・老舗」 

 

 

次の朝・・昨夜の中華が効いたのか
全く食欲がわかず・・・・(笑)。

でも身体の中は元気な感じがしました。


さて、のんびりチェックアウトして向かった先は、
私がどうしても行きたかった下鴨にある「茶寮 宝泉」です。

デパートなどでもよく見かける有名和菓子屋さん。

10時から、素晴らしいお庭を眺めながらの
和スイーツが頂けます。

 

暑い陽射しのなか、涼しげに揺れる暖簾に誘われます。
駐車場完備も嬉しいですね。

 

 

奥へと通されると、広々と開け放たれた座敷が簾戸で囲まれています。

お庭はきちんと手入れされていて、
どの席からも愉しむことが出来ます。

私は「煎茶セット」を注文。
下の生菓子から選ぶことが出来ます。

 

餡が上品な甘さで寒天はしっかりとしています。
見た目の涼しさがまた素晴らしいですね。
煎茶も甘くて美味しかったです。
いい葉つかってらっしゃるねえ。



主人は、欲張りにも二点注文。
ま、もちろん私が横からつまみましたけど(笑)。

水ようかんは私のドストライク!!
これぞ京都!


めっちゃ美味しい。

土産に二個買ってきました。<消費期限 当日中

 

そして絶品といわれているわらび餅。
宝石のように登場です。

黒蜜をかけても良し・・なんだけど、すでに甘みがついているので
最初はそのまま頂きます。

・・・・口の中でとても静かに甘みが広がり、
つるんとしたのど越しは最高の夏菓子ですね。

黒蜜をかけるとコクのある甘みに大変身。
これはぉススメ!

美味しかった!

ふわー・・・・幸せなひととき。

 

たくさんのお土産も販売されています。
京都へ行かれたら是非・・・

 

京都市左京区下鴨西高木町25
075-712-1270

午前10時~午後5時
定休日 水曜日
  水曜日が祝日の場合、営業.。翌平日が振替休日

 

 

 

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