卯月の日常

グルメ、旅、時々猫

(ΦωΦ)猫カフェ「Puchi Marry」に行ってきた

2022-11-10 09:29:12 | ペット その他猫

万年猫不足の卯月です。
今回はイオン高岡にある「猫カフェ」に行ってきました。
前回は夫婦で訪れ、30分(1045円)で楽しんだんですが、今回は一人。
思い切ってフリータイムにしました。
朝10時、オープンと同時に入店。
おやつ(¥300〜)を勧められましたが、一旦保留し、のんびり猫たちの機嫌を伺います。

どの子も可愛いんだけど、やはりシマシマに弱い私。
アメショーチックな猫に目が行きますね。

長毛種の子たちは皆、甘えん坊な気がする。

玩具を振り回し過ぎて、後々腱鞘炎になったのは笑い話です。
結局「おやつ」を購入し、必死過ぎるアメショーに手を噛まれ、嬉しい悲鳴をあげることに。




ランチタイムの勢ぞろいもたっぷり堪能させてもらいました。
フリータイムは出入り自由なんですが、普通そんなに長くは居られないものです。
………私は夕方六時まで居座りましたけどね🤔←腰痛めた
漫画も数種類置いてあるので、わりと楽しめます。
猫たちは本当に可愛く、まだまだ若いせいか好奇心旺盛でした。
成長すると……少しクールな対応になっちゃうかもしれませんね。
とってもお値打ちなコースで大満足な一日でした!
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ミーコの一周忌

2020-02-24 07:35:24 | ペット その他猫

 

 

ミーコが他界してから昨日で一年が経ちました。

長くて辛い一年でしたが、無事乗り切りました。

最初の頃は毎日泣いて過ごしました。
寂しさと痛みと後悔と色々混ざった感情が押し寄せてきて、いつも息が出来ない苦しさを味わっていた気がします。
半年過ぎた辺りから、ちょっとずつ思い出を楽しく語れるようになったかな。
それでも家に一人で居るときは目頭が熱くなり、どうしようもない気持ちが膨らみ、胃が痛みました。



小さくて大きな存在だったミーコ。
やはり一番ダメージを受けているのは主人だと思います。
「猫好き」で「ミーコ好き」。
出会ってからずっと、この上ない愛情を注いでいましたから。

まあ、こんなにも可愛い子だったからそれも当然ですよね。

夕べは氷見で買ってきたかますを焼いて供え、一緒に御飯を食べました。
大人になっても、おばあちゃんになっても、魚の食べ方が上手じゃなかったミーコの思い出がよみがえります。
いちいち小さく身をほぐして、かたい皮と骨を取り除いて・・・・考えれば相当な箱入り娘だったんですよね。
(乳飲み子の時から、色々’とろい子’だったし)

今は小さな骨壺に入ったので、あのフワフワの被毛を撫でることは出来ません。
けれど彼女との思い出は無数にあるし、また一年、歯を食いしばって頑張らなくてはならないかな。

心の半分持って行かれた感じがして、とにかく寂しいですけどね。

仕方ないです。

 

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ミーコの他界から半年

2019-08-23 10:22:45 | ペット その他猫


長いような、短いような、何とも言えない半年間でした。
最初の三ヶ月、泣かない日は無く、この辛さからどう立ち直ったらよいのか分からずにいました。
写真を見ても涙しか浮かばず、胸の中に大きな黒い塊が出来たような感じでとても息苦しかったです。

四ヶ月目からは現実逃避した気がします。
父も入院中だったし、沖縄旅行の事を考える余裕も生まれました。
野良猫にも触れる事が出来るようになったし、以前のようなわけの分からない罪悪感に苛まれることもありませんでした。
とはいえ、亡くした痛みは消えはしないし、事実今も辛くて涙が流れる日も多い。
スマホにストックした画像を見ると、痛みと懐かしさと寂しさが同時にこみ上げてきます。

大きすぎる喪失感は、以前の私から何かを奪っていった気がします。
それは主人も同じでしょう。

この世で一番大切な存在が、もう二度と会えない世界へ旅立ってしまった。

虚しいですね。
今がすごく虚しい。

つい最近のことです。
主人は人並み以上に【異常なほど】猫が好きですが、目の前にある猫カフェに入ることが出来ませんでした。
迷った挙げ句、窓の外から覗くだけでいいと言いました。

後から理由を聞けば、“触れないから”────

きっとミーコに対する罪悪感、もしくは他の猫を可愛がる違和感がそうさせるのでしょうね。
彼の傷もまた深いということです。  


私にとって『猫』とはあくまで『ミーコ』を指していて、他の猫で埋めれるはずがありません。
だからやはり、この先新たな猫を迎えることもありません。
確かにどの子も可愛いし、慈しみたい気持ちでいっぱいですが、ミーコは私たちにとって比類なき存在でした。
替えは絶対にききません。
彼女の存在がどれほど大きなものだったか────目の前に突きつけられる毎日です。

腕に抱えた時の重みを思い出しながら、甘えた声を頭の中で反芻すると、ほんの少しだけ幸せな気分が甦ってきます。
ほんの少しだけ────ですけどね。

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猫カフェPuchiMarry(イオンかほく内)

2019-08-06 07:20:01 | ペット その他猫

 

 

待ちに待った・・・・新しい猫カフェがかほくにオープンしました。
Puchi Marry」さんは北海道から沖縄まで、わりと手広く展開されております。

オープンと同時に一番乗りしたかったけれど、さらなる強者が3組ほど・・・(笑)

夏休みということもあり、子供率高し!!

ああ、早くモフモフしたい。(外からも見えるサービス魂)

除菌済みスリッパを履き、丁寧な説明を受け、オープンから15分ほどでようやくお部屋に入れました。

入室の際は、必ず手の除菌をしてくださいね。

ハイスツールに一人腰掛けていた可愛い子!

手を伸ばせば、「ん?あんた誰?」的にクンクンしてくれました。
ああ・・・可愛い・・・・・・

カワイ子ちゃんはもちろんまだまだ居ます。
全匹、若猫というパラダイスな環境の中、子供達のテンションは盛り上がるのも当然。
猫たちも一生懸命走り回ります。

ちなみに入店時、おやつ(チュールと手製のアイス)を購入することも出来ます。
※チュールはお皿に乗せてあり、スプーンで差し出すタイプ 300円
※手製のアイスは棒キャンディのようになっていて500円

料金表は上記を参考になさって下さい。

狭いと感じたのは、あくまでも人が多かったから。
夏休みが終われば、もう少し寛げる空間になるでしょう。



私も低い位置に腰掛け、おやつ(アイス)をブラブラ見せつけます(笑)

すると一匹のベンガルチックな猫ちゃんが・・・・。

ドキドキ・・・さあ、食べて下さい。思う存分!

スタッフのお姉さんが仰っていたように、食いつきはすごく良かった。
小さな歯と顎でガリガリ音を立てて食べてくれます。
かなりの力強さ。
他の猫に横取りされるまえに完食しちゃおうという算段でしょう。

結局、ほぼ独り占めした彼女(彼?)は食べ終わると、次のターゲットを求め、去って行きました。

膝の上で抱っこさせてくれたアメショー。
可愛い・・・・ミーコの小さい時を思い出す。

至る所でおやつを貰うからか、喉が渇くんでしょうね。
やたらしつこく飲んでおりました。


カメラを回しながら猫を触るのは難しく、やはり一人で行くのは惜しいと感じたので、
次回は主人も連れて行こうと思います。(夏休み明け)

ただ、猫はすぐに大きくなるし、こういった環境にも慣れてしまうので、
初々しさを求める方は早めにどうぞ。

たった30分でしたが、最高の時間でした。

(合計1500円ほど)

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Cats

2019-05-06 18:20:55 | ペット その他猫

 

 

暖かくなってきたおかげでしょうか。

車でよく通る道(通称猫ロード)に、猫たちが戻ってきました。

時間帯によっては何匹もひなたぼっこしていて、猫好き夫婦を萌えさせてくれます。

どの子も可愛いな~

 


こちらは穴水へ行った時に見かけたノラネコちゃん。

ユニークな顔をしています。

いつの間にかお友達も寄り添っていて、仲良しな感じが伝わってきました。

猫ならわんさか居るよ・・・との情報を得て、周辺を捜索した結果、なかなかに堂々とした猫発見。

風格がまさしくボス!

残念ながら「わんさか」とまではいきませんでしたが、それでも嬉しい収穫でした。

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思い出は繋がる

2019-02-27 16:55:14 | ペット その他猫

 

 

どれだけ寂寥を感じていても、日常は過ぎていく

主人も然り、私も然り

 

・・・

 

今日は嬉しいことが一つありました。

実は少し前から「ミーコを譲ってくださった美容室」を探していたんです。

東大阪の玉串にある美容室で、二十年前ということもあり名前を忘れていたのですが、場所だけは朧気に記憶していました。

それが功を奏し、Googlemapで調べたところ、美容室の名前が記載されていて、

もちろんGoogleの店舗データに電話番号が書かれていたわけですが・・・

残念ながらNTTアナウンスによる不通。

「うーん・・・閉店されたのかな」

と近隣の店舗に電話するも「不在」。

夕べ、何とか二軒隣りの店舗に繋がり、その美容室が営業しているかどうか突き止めることが出来たんです。

「たしかまだ営業してたんちゃうかな。」

そうなればこっちのもんです。

もう一度、今度は104にかけて調べて貰おうと思った時、「あれ?この市外局番おかしい」ということにようやく気付きました。

長年大阪を離れていたせいで、そんな事も見落としていたなんて・・・失態!

どう見ても玉串ではない市外局番。

今度は東大阪の店舗電話帳サイトから調べると、案の定Googleにミスが発覚!

「くそぉ・・・・こんな単純なことか~!!!」

と悔やみながら架電したのですが、残念な事に留守。

とにかく繋がる番号をゲットしたので、ウキウキ気分で夕べは眠りました。

・・・

そして今日。

「営業時間前の九時頃にかけてみよう!」

そう思っていた矢先、なんと相手側から着信が!

どうやら履歴を見て電話してくださったようで・・・・・無事、美容室のマダムとお話しすることが出来たんです!

二十年前のやり取りも朧気に記憶してらっしゃって、嬉しそうに話を聞いて下さいました。

「今度、四月の七日、墓参りの為大阪へ行くので、写真を持っていってもいいですか?」

そう伝え、電話を置きました。

二十年もの間、一度も、ミーコの親兄弟に会いに行かなかった事を、今更ながらに深く後悔しています。

あの時出会ったミーコの両親猫。

二匹とも可愛らしい顔立ちで、気品ある雰囲気でした。

ミーコには3-4匹兄弟がいたのですが、ミーコだけは母親のミルク争奪戦に弾き飛ばされるような気弱な子でした。

きっと、その兄弟達も皆、幸せな家庭へ貰われていったことでしょう。

私が「二十年近く生きた」事を伝えると、かなり驚いてらっしゃいました。

あの出会いがその後、私たちにどれほどの幸せを与えてくれたか・・・・それを伝える為、大阪へ向かいます。

・・・

今朝、ミーコロスに陥ったまま浮上出来ない主人が泣きながら会社に行きました。

トイレから猫カレンダーが外され、恐らくは猫記事も読んでいないんでしょうね。

心のダメージは想像した以上に深い。

それでも仕事が多忙であれば、すこしずつ日常を取り戻すはずです。

もちろん私もそうです。

そうでなければいけない。

だからミーコのお話は、一旦これでおしまい。

またいつか、思い出を話したくなるときがくれば、お伝えします。


凜々しくてお利口さんで、誰よりも主人の前で女の子だったミーコ

虹の橋を渡りきったその先は、きっと素晴らしい世界なんだろうね


 

 

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優しい気持ちになるまで

2019-02-26 18:54:48 | ペット その他猫




不思議な事ですが────

あれほど猫が好きだったはずなのに、余所の猫───例えばネットで見かけるニュースなどへ嫌悪感を抱くようになった私たち。
夕べ、主人がその事を暴露したので、私も同じ状況に陥っていると伝えました。
トイレに置いてある、猫日めくりカレンダーを見て吐き気がするという彼。
これまた重傷です。


『今はそんなもんかもしれんよ?傷が深すぎたらそうなるって、どこかのサイトにも書いてあったし………』


それを聞き、少しホッとした様子を見せるものの、複雑なんでしょうね。
あれほど猫好きだったのに・・・とかなりのショックを受けていました。

・・・

今朝、四時半頃目が覚め、ミーコの気配を探しましたが、当然ながらどこにも無くて、胸がギリギリと絞られました。

居ない

居ない

いつもなら主人の腕の中

いつもならハウスの中で背中を向けている

いつもなら────


ぞっとする現実が辛くて、また泣きました。

夢の中でいいから会いたいのに、夕べの夢は大人になってからの友人と中学時代の同級生で旅をしていました。
酒を酌み交わしながらも、心底楽しめていない自分に気付き、『早く帰らなきゃ』と焦る私を、彼女たちは引き留めます。
結局は喧嘩になるんですけど……
帰りの電車の中で、「あれ?なんで帰らなきゃならないんだっけ?」と首を傾げるオチ。
疲れる夢でした。


午前中…………

とことん沈み込んだ気分で買い物に出かけ、あまりの目眩からカフェに寄りました。
炭酸を飲みながら、この苦しみからどうやって抜け出そうか・・・と縋るようにサイトを探していたら、まさしく今の私にドンピシャの記事が見つかったのです。

愛猫を亡くしたあなたへ
https://www.nekobu.com/blog/2017/04/post-1279.html

どうやら私はミーコの死に囚われ過ぎていたようです。
手の中で消えていく儚い命に大きなショックを受け、その時の姿が頭の中でリフレインしていたようなんです。

何も出来ず、ただ見送るしかなかったから、無意識に自分を責めていた。
ミーコの苦しみしか頭に浮かんでこなかったんです。
二十年という長い月日の中のミーコを思い出せば、それは笑いと幸せに満ちたものだったのに………何故か遠くへ追いやってしまっていた。
ブログで過去の写真を紹介していたくせに、ちっとも楽しい思い出を呼び起こしていなかったんです。


この記事を読んでから、気持ちが改まり、とても前向きになれた気がします。
花を飾り、蝋燭を買い、優しい気分で語りかける。
苦しみも痛みもない世界を走っているミーコを想像したら、喜びが溢れてきます。
まさかこんなにも早く一つの大きな岩を乗り越えられるとは!

もちろん寂しさはそこはかとなく漂っていますが、苦くて重い気持ちが軽くなったことは確か。

あとはミーコの在りし日の写真を色んなところに飾り、思い出話に花を咲かせたいと思います。




「どーでもええけど、時々お魚供えてや?」



























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サヨウナラ、ミーコ

2019-02-25 20:04:46 | ペット その他猫

 

 

本日、隣市の斎場にて荼毘に付しました。

朝一番(9:00)、爽やかな青空の下 天に昇っていきました。

お花で彩り、「もうちょっと華やかにしよう!」と村の花屋に飛び込み、更に追い花をし、
車の中で主人に抱っこさせたまま向かいました。

本当に可愛い寝顔です。

あ、でも「家族・友人特権」なので見せません。すごく可愛いですよ。

穏やかな、いつも通りの顔であの世へ旅立ちました。

斎場ではもっともっと号泣すると思っていたのですが、不思議とそこまでではありませんでした。

小さな身体が台に乗せられ、最後まで彼女のおでこと身体、顎を撫でてあげることが出来、幸せでした。

二十年近く・・・・本当にありがとう。

本当に本当にありがとう。

至らぬ飼い主だったと思うけど、全力でミーコの事が好きだったよ。

ミーコ以上の猫はこの先も現れないから、安心して旅立ってね。

手を合わせ、彼女の全てに感謝し・・・・お別れをしました。

・・・・

一時間と十五分ほどでお骨上げに呼ばれ、その真っ白な骨を見ると、あまりにも綺麗で感動しました。

すごく綺麗だった。

骨まで綺麗なのか・・・・と驚かされました。

すると、不思議な事に胸のつかえがストンと落ちたんです。

ふわーっと軽くなり、ああ、これでミーコを見送れたんだなという満足感が支配しました。


小さな木製の骨壺に足から順番に骨拾いをし、残った歯も綺麗に納めました。

上手い具合に頭蓋骨も入れることが出来たので、思い残すことはありません。

上手に焼いて下さった担当の男性に何度も御礼を述べ、斎場を後にしました。


「すごいな。こんなにも清々しいなんて・・・・びっくりや。火葬って大事な儀式なんやな。」

お互いそう納得しながら笑い合えたのもすごいことです。

帰り道、行く時とは全く違う気持ちで運転できたしね。

帰宅後、お骨を棚の上に置いていたのですが、どうも腑に落ちないということで、改めて祭壇?を作りました。

カメラのキタムラで購入したフォトフレームに、A4サイズの写真を壁に飾り、お線香を上げる。

ミーコの居場所を作ることで、また少し寂しさ対策が出来たように思えます。

 

夕方、Y’sさんが焼香に訪れて下さいました。

昨日はかにたまさんが、お花等を手にし、訪れて下さいました。

ありがとう。

tunaちゃん、フォトフレーム楽しみにしてるからね。

優しいお友達に恵まれて、ミーコはすごく幸福な猫だと思います。


 

在りし日のミーコ

リラックスしまくってるなあ・・・・

寛いでいる姿が猫らしい。

こんな顔すら愛しいな

あ、綺麗な舌!

 

目力・・ありまくり

ちょっと暑いとき、こんな感じに伸びますよね?

ふわっふわの被毛・・・よく顔を埋めました

でもこの位置が1番幸福そうだったね。

主人の腕の中で・・・・・いつもいつも落ち着いた寝息を立てていた。

愛情が感じられる距離だったのかな?

 

・・・

 

最高の猫との暮らしはこれでおしまい。

明日からは傷心を抱えながら、生きていきます。

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旅立ち前夜

2019-02-24 18:24:44 | ペット その他猫

 

 

私たちの幸せは全てミーコに直結していたんだと、改めて解りました。

ミーコという存在が私たち夫婦に与えてくれた幸せは、思っていたよりも遥かに大きいものだった。

「ミーコはよかったなあ。ノラネコやったら今頃寒空の下で震えてるで?」

「美味しいご飯も当たらんしなあ。」

富山に来てからこんな事をよく言ってた気がします。

・・・

大阪の人間がこの土地に馴染むのはそう簡単なことではありません。
特に私は人見知り体質なので余計でした。
結婚当初も、諸々のフラストレーションが溜まっていて、夫婦喧嘩は絶えなかった。

旅行好きの父が「ミーコの世話が出来ん。連れて行ってくれ。」と言わなければ、ミーコは富山に来ていませんでした。

でもそのおかげで、夫婦仲も徐々に落ち着いてきた気がします。
(お互い短気なので喧嘩は多いほうですけど)

ミーコが病気になってからは特に色々変わりました。
より一層、依存が増したような感じ。
そんな彼女を我が子のように、全力で可愛がろうと思いました。

主人のことが大好きなミーコでしたが、心細さを全力でぶつけてくるようになり、
夜はずっと抱っこコールで睡眠の邪魔をします。

それがわりと辛い時期だったかな。
主人は「にゃあ・・・」と一声鳴けば、それだけで目を開く特異体質です。
(私は違いますが)

布団を開ければ、のそのそっと入ってきて、「ふぅ・・・」と溜息を洩らし落ち着く姿は、
本当にこの子、猫か?と思うほど自然でした。

「なぁ?この人、私の旦那やけど?」

と睨めば、勝ち誇ったような顔をするミーコ。
・・・愛情対決ではとことん負けていた気がします。

主人にとって雌猫は初めてで、「こんな可愛いもんなんやな」と驚くことが多かった。
普段の彼のキャラからは考えられないほど優しく、とことん甘やかす姿に、妻としても若干引くことがありました。

まあ、それほど可愛かったってことです。


 

恐らく、我が家へ来て一年弱の頃。

「凜々しいね・・・」って留学時代の友人に言われてから、「確かにそうかも!」って思い、
その頃から「宝塚の男役」のような容貌だと感じるようになりました。

産まれた翌年

父にべったり、父もべったり

三階建ての実家でしたが、うまい具合に日当たり良好な場所を見つけ、お気に入りに。

この頃は活発だったな・・・すごく・・・

主人の膝上大好き。

あ、この頃は結婚してませんよ、もちろん。

本当に雑種なんですか?と尋ねられるほど綺麗な猫でした。

ふっくらしてますね。隣の家の屋根に飛んでいくほどワンパクでした。

眠り時は、主人のパジャマの上で(笑)匂いが好きなのか、感触が好きなのか・・・・

相変わらず仲良しな二人(この頃はさほど疎外感を感じていなかった気がする)

富山へ・・・・

遅ればせながらお嫁入り?

この頃はタフでした。

特急でも連れて帰っていたから。<ミーコのストレス半端なかったと思う


すっかり落ち着いた様子。

日当たり抜群の窓から、いつも外を眺めていました。


 

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一夜明けて

2019-02-24 08:33:16 | ペット その他猫

 

 

昨夜は不思議な事に、わりとスムーズに眠りへ落ちていきました。

就寝前、ミーコの側にお線香と蝋燭を設置。

電気を点けたまま、人間と同じように弔いを始めました。

昨日のミーコはまだ温かくて、手を伸ばしたり、足を震わせたりしていたんです。

時間が経つ内に、その元気も無くなってきていましたし、自らの意志と関係の無い痙攣がピクピクと起こりました。

それでも、猫の動画(スマホ)で見せれば、反応を示す事もあったんです。

何度・・・何千回撫でただろう、この可愛らしいおでこ。

トイレへ行くことすら躊躇われたのは、私自身、どこかで危惧していたからだと思います。

夜ご飯を作るときも、必ず主人に言い残してから離れましたしね。

絶対に独りでは逝かせたくなかった。

ミーコは人一倍寂しがり屋で甘えん坊ですから。

 

死に顔は安らかです。

家族特権なので公開はしませんが、あの世へ渡った猫とは思えないほどナチュラルな表情で居てくれます。

魂はなくても何度も触れ、その指にミーコを刻みつければ、あと少しで触れられなくなる現実に打ちのめされてしまいます。

何度泣いても、何度帰ってきてくれと訴えても、二度と動かない身体。

別れとはそうであると理解していたはずなのに、ことミーコの事になればどうも心が納得しない。

厄介なものです。

 

 

最後になりましたが、私はこの数日間、友人達に励まされてきました。

LINEやメールでの言葉は私が負うであろう傷を想定した上での優しさに溢れていました。

Y’sさん、かにたまさん、I村さん、tunaちゃん、A、ありがとうございました。

皆、ミーコの事を可愛がってくれた優しい人達です。

もう二度と会うことは叶わないけれど、心の中のミーコをどうぞ慈しんであげてください。

そうそう、昔はこんなにもフクフクしていたんだよ。

在りし日のミーコ(2010年)


(2014年)

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