映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
【映画】ナイト・ミュージアム2
SFファンタジー 日本語吹き替え版 2009年 110分 米国 @松江SATY東宝
監督 ショーン・レヴィ 出演 ベン・スティラー エイミー・アダムズ
原題 Night at the Museum Battle of the Smithsonian
博物館の展示物がもし動き出したら・・・という空想から生れた映画。
3年前の「ナイトミュージアムNight at the Museum」の続編。
舞台はNYの自然史博物館からワシントンのスミソニアン博物館へ移動する。
前回は「コメディ」とされていて、失業中のベンが博物館の夜警になり
悪戦苦闘するという筋書きで、見ていて気の毒な面があったが、
今回の彼は企業家として成功しており、金銭的ゆとりがあり、女性にも言い寄られたりする。登場人物は、1回目の人物も残らず顔を出すけれど、新たにエジプトのファラオとか、皇帝ナポレオン、イワン雷帝、アル・カポネ、カスター将軍まで登場し、それぞれが性格に相応しいいかにもと言う行動をする。
3人のキューピッドが頭の上で楽器を奏でつつ踊り唄い、アインシュタインの首振り人形が難題を解いて主人公を救う。リンカーンの巨大な石像が、椅子から立ち上がって歩き出すと、皆踏み潰されそうで大恐慌、早く座ってくれと懇願される始末。彫刻館ではドガの「踊り子」が踊りだし、「考える人」は、自慢の筋肉を見せびらかすだけ、実は何も考えていない人であることが暴露される。
極め付けは女性飛行家の草分けで、1932年に大西洋を横断したアメリア・イアハートが現われ、展示品の愛機ベッシー(は間違いで「ベガ」です。2011-7-7記)に乗り大活躍をする。女優エイミー・アダムズは、「魔法に掛けられて」2007ではNYに現われた童話のお姫様に扮していた。今回は、男性顔負けの能力と独立心があるけれど、ある面、自己陶酔的で押し付けがましいのが、米国の男性から見た有能な女性の一面を表しているようで、フッと笑える。
暴力シーンとかどぎついシーンが無いから、あらゆる年代の観客に向いている。
歴史に詳しい人には面白さの度合も大きくなると思うが、そうでなくてもちょっとした知識も得られるし、今後はこれを調べようか言うヒントも与えられる。
普通、連作の場合は第一回を上回るものは出来ないものだが、脚本も良かったのだろうか、前回より良い作品になっていると思った。
→「アメリア 永遠の翼」9-8-19
→「ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密」15-3-27
エイミー・アダムス
→「ダウト~あるカトリック学校で~」11-2-19
監督 ショーン・レヴィ 出演 ベン・スティラー エイミー・アダムズ
原題 Night at the Museum Battle of the Smithsonian
博物館の展示物がもし動き出したら・・・という空想から生れた映画。
3年前の「ナイトミュージアムNight at the Museum」の続編。
舞台はNYの自然史博物館からワシントンのスミソニアン博物館へ移動する。
前回は「コメディ」とされていて、失業中のベンが博物館の夜警になり
悪戦苦闘するという筋書きで、見ていて気の毒な面があったが、
今回の彼は企業家として成功しており、金銭的ゆとりがあり、女性にも言い寄られたりする。登場人物は、1回目の人物も残らず顔を出すけれど、新たにエジプトのファラオとか、皇帝ナポレオン、イワン雷帝、アル・カポネ、カスター将軍まで登場し、それぞれが性格に相応しいいかにもと言う行動をする。
3人のキューピッドが頭の上で楽器を奏でつつ踊り唄い、アインシュタインの首振り人形が難題を解いて主人公を救う。リンカーンの巨大な石像が、椅子から立ち上がって歩き出すと、皆踏み潰されそうで大恐慌、早く座ってくれと懇願される始末。彫刻館ではドガの「踊り子」が踊りだし、「考える人」は、自慢の筋肉を見せびらかすだけ、実は何も考えていない人であることが暴露される。
極め付けは女性飛行家の草分けで、1932年に大西洋を横断したアメリア・イアハートが現われ、展示品の愛機ベッシー(は間違いで「ベガ」です。2011-7-7記)に乗り大活躍をする。女優エイミー・アダムズは、「魔法に掛けられて」2007ではNYに現われた童話のお姫様に扮していた。今回は、男性顔負けの能力と独立心があるけれど、ある面、自己陶酔的で押し付けがましいのが、米国の男性から見た有能な女性の一面を表しているようで、フッと笑える。
暴力シーンとかどぎついシーンが無いから、あらゆる年代の観客に向いている。
歴史に詳しい人には面白さの度合も大きくなると思うが、そうでなくてもちょっとした知識も得られるし、今後はこれを調べようか言うヒントも与えられる。
普通、連作の場合は第一回を上回るものは出来ないものだが、脚本も良かったのだろうか、前回より良い作品になっていると思った。
→「アメリア 永遠の翼」9-8-19
→「ナイト・ミュージアム エジプト王の秘密」15-3-27
エイミー・アダムス
→「ダウト~あるカトリック学校で~」11-2-19
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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こんなにファミリー向けの作品はなかなか無いかもしれませんね~。
夏休みにうってつけでした。
前作も面白かったけれど、今作は訪れたことのある場所ばかりが登場したので懐かしくて~。
>「考える人」は、自慢の筋肉を見せびらかすだけ、実は何も考えていない人であることが暴露される
そっか!
そういうことですね(笑)
ミチさんが懐かしいとおっしゃるの、よく分ります。
前作は、あの自然史博物館に行ったことが無いと言うのが少しハンディを感じさせるんですよね。
ベン・スティラーによると第3作はルーブルとか、大英博物館になるかもと言っています。
普通の感覚だとそうなるだろうなというのは理解してます。
自分はちょっとハードルを上げ過ぎていたのかもしれません。
ところで、昨日から今日にかけて松江に出張してきました。
10年以上ぶりでしょうか。
時間があったので、堀端を遊覧する船に乗りました。
風情があって良かったですよ。
えーっ、松江にお越しになりましたか。
堀川遊覧中、右手に県立図書館が見えませんでしたか。私は金曜日の午後、堀川を見下ろしながら、読書していました。もしかするとクラムさんの船が目の前を通っていたかも。最近、知人を案内して乗りましたが「緑の館」(ご存知ですか南米が舞台)でAパーキンスが漕いで上った南米の小川を思い出しました。
私は映画のハードルが低いので、水曜日にこれの2回めを見たと言うと、呆れられるでしょうね。