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映画「ある日どこかで」


1980 米 監督・ヤノット・シュワルツ 出演 クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア 午前十時の映画祭 松江SATY東宝

30代の後半、三鷹オスカーで見ている。日記によれば

1983年8月9日
スーパーマン役者クリストファー・リーヴが、ご同様に単細胞的な青年を演じ、メリル・ストリープ風の女優が、万古の昔から「女らしさ」と言い古されたあの吐気を催す媚態を示す。このバカな男女が引離されるラストだけだ、欠伸を忘れることが出来たのは。

28年ぶりに見たが、やはり前半眠かった。

劇作家といえばテネシー・ウィリアムズを思い出すが、かれはむしろ小男だ。それに引換え、主人公はフットボール選手のような体格である。これほど見栄えの良い男なら、作家として、他人の姿を借りるより自分で演じるか、またはもっと言えば、文学など捨てればいいではないか。つまりミスキャストである。

名作50本のうちに、これが混じっっているのも疑問だが、クリストファー・リーヴのファンが強く推薦したのだろうか。いっそ「スーパーマン」を入れたら良かったのに。
女優については、媚態とも感じないが、特に魅力も感じなかった。
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