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映画館のお茶

【松江市立図書館隣の喫茶ウィンのhot-cakeと紅茶。白鳥のお皿に注目!
 これは2年前に書いた文です】


私がよく行く映画館は、阪急京都線の高槻市駅から2,3分、アーケードつき
商店街「高槻センター」の中にある、いわゆる名画座で、高槻松竹セントラルという。
1年に数回、昭和の懐かしい映画を特集して上映する。

休憩時間にかかる音楽は、ここ何年もの間ずっと「愛染かつら」や「君の名は」
だったが、少し前から「エデンの東」「シェーン」などに切り替わった。
やがて来る団塊の世代向けに、一新したのかもしれない。

昔は、映画といえば350CCの魔法瓶に3年番茶をつめて、おにぎりとともに持参した
ものだが、昨年からはシニア割引のおかげで、すこし余裕ができたこともあり、
わずらわしく感じだしたこともあって、弁当持参は止めた。

ところで街の自販機にお茶の類が入り始めたのは、そんなに遠い昔ではない。
この映画館の自販機も、ご多分にもれず、コーヒーが中心で、緑茶はもちろん、
紅茶もウーロン茶も、お茶と名のつくものは一切出てこない。
朝食以外はあまりコーヒーを飲む習慣のない私は、これには閉口する。

客の大半は中高年なのだから、お茶を導入してくれと投書したこともあるが、
効果が無い。今はやむなく表で買ってくるようにしている。

あるいは、文章教室の仲間もそうだが、昭和世代はコーヒー党が意外に
多いのか。「日本の名画を上映するのだから、お茶を飲ませて」
というのは私だけの偏った意見なのかも?
             
文章教室 課題「お茶」2006年5月30日作成、6月7日返却

【八木先生評】
最近の自販機はお茶だらけなのですが・・・。
やはり映画館も売れ行きが第一なのでしょう。

~~~~~~~~~~~~~~
高槻松竹セントラル(現在は「高槻ロコ9シネマプラス」)の上映予定を見たら
12月~1月に「蟹工船」「東京物語」があるようで、名画座の性格は変わらず
嬉しい限りです。→07年7月19日「高槻松竹が消える?」
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (おキヨ)
2008-11-21 01:28:55
え!映画を観に行くのにおにぎり持参ですか?
売店でおせんべでは駄目でしたか。

私は断然コーヒー等です。私の時代は最も喫茶店が繁盛した時代ではなかったかと思います。コーヒーという飲み物は当時いかにもモダンでしたもの。。。でとうとうコーヒーしか飲まないことになってしまいました。お団子にコーヒーでも平気です^^ゞ
 
 
 
Unknown (Bianca)
2008-11-21 22:28:09
ひところ週4回見てましたので、節約のために、弁当持参していたのですが・・・確かに、ステキな夢の世界に遊ぶ時に、おにぎりではムードぶち壊しかも知れません。八木先生もおキヨさんと同意見でした。コーヒーは、午後3時過ぎに飲むと、寝付けなくなる・・・父譲りなんでしょう。そうそう、コーヒーは和菓子とよくあいますね。
 
 
 
Unknown (稲みのる)
2008-11-24 18:51:45
子供の頃は弁当持参で映画館に通っておりました。開館と同時に入って夕方まで。大抵、2本立て、3本立てを2回観てから帰路に就くという映画鑑賞。今では無理でしょうね。懐かしい記憶が蘇って一筆の次第。
ついでに。ドライブ中は自販機のお茶ばかり飲んでいます。その訳は、自販機のブラックコーヒーは甘過ぎる。ドライブにはお茶が良く合います。
 
 
 
稲みのる様 (Bianca)
2008-11-25 22:02:37
そういえば、貴方は招待券が手に入りやすく、小学校半ばから中学卒業まで毎週末、映画館に入り浸りだったのですね。当時は2本立て3本立てで何時間でも見られましたが、煙草の煙や恐そうな大人、怪しい素振りの男性、補導の先生など危険に満ちていましたが、それを押して見るのがまた楽しみで。
 
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