映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
日本ニュース
2015年04月19日 / 雑
2年余り前から、灘(なだ)町のNHK松江放送局でそれを見ることが私のひそかな楽しみだった。
さてこの「日本ニュース」とは何か。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「日本ニュース」は、太平洋戦争を間近に控えた1940年(昭和15年)から終戦をはさみ、1951年(昭和26年)まで制作されたニュース映画です。制作したのは、「日本映画社」で、1940年にそれまで4つに分かれていた新聞社や通信社のニュース映画部門を国策により統合したものです。
戦時中の「日本ニュース」は、日本軍や内務省の検閲を受けた後、毎週映画館で封切られ、国民の戦意高揚に用いられました。テレビがない時代、国民は「日本ニュース」が伝える真珠湾攻撃や特攻隊出撃、学徒出陣の様子を映画館で目にしたのです。
「日本ニュース」は、戦争完遂を目的にした国策映画ですが、太平洋戦争中の映像記録として大変貴重なものです。(NHKオンライン)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ネットでも見られる(最近発見した)が、細切れである。映画館に準じる形で集中して見られる点、こちらの方がよい。
なぜあの時代か?1940年ー1951年(昭和15-26年)とは、私が生まれる4年前から7歳までだが、この時代がなぜか興味深く、懐かしいのである。終戦の前後で論調ががらりと変わる。「鬼畜米英」「撃ちてし止まむ」から「あの無謀な侵略戦争」という激しい変化が見物である。日本人の生活はとても貧しく、みな痩せこけてはいるが、でも、錯覚かも知れない、というより錯覚だったのだが、希望に満ちていた。
公務員のストライキ、読売新聞労組の争議など、信じられないようなニュースが毎回毎回目白押しである。
1週間を10分にまとめるのだから、ニュースは厳選されて簡潔に伝えられ、中身が濃い。
月に1回か2回通い、1度に1時間くらい見て、2年半でようやく終わろうとしている。
勿体ないのでちびちびと味わっていたが、間もなく終ると思えばさみしい限り。
→「カーテン」15-8-16
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 映画「もうひ... | 映画「シンデ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |