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「『頭のいい人』はシンプルに生きる」


著者 ウェイン・W・ダイアー
訳者 渡部昇一
発行所 三笠書房 2006
原題 Pulling Your Own Strings
 
原題の意味は自分の糸を自分で引く、つまり操り人形のたとえで、他人に踊らされず自分の意思で動くということ。この本を一行で言えば、ストア主義で生きよ、行動こそが妙薬。

ストア主義とは、私流解釈では、自分でどうにもならぬこと(過去、天気、他人からの評価そのほか)には心を悩ませず、自分で何とかなることだけに集中する。
人生の大前提、(人は死ぬもの、人は孤独なもの、家族は人間を悩ます最大の原因である)それさえ心得ていれば、クヨクヨ、じめじめせずに気持ちよく生きられるというものだ。
かなり大ざっぱであるが、私はそう読んだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (桃すけ)
2011-04-08 11:16:07
ストア主義という言葉があるんですね。自分ではどうにもならぬことに心を悩ませず・・。そう思って生きてきたはずなのに、今回の地震で、人生にはこんなことも待ち受けていると、思い知らされました。うっかり生き残ってしまったらどうしよう、と怖い。私は、「頑張ります」などとは、とても言えません。でも、考えてもどうしようもないことなんだから、とはらを括るよりしようがないのですが。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2011-04-08 14:12:44
桃すけ様
コメントありがとうございます。そうそう、貴女はストイックに生きておられると思います。何かで読んだことですが武士は、いつ死に直面しても見苦しくない態度を取れるようにと覚悟して毎朝家を出たのだそうですが、私は農民の出なのでとても従容として死んだりはできそうにない。きっと見苦しく騒ぎそうな予感がします。仕方がないですね。
 
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