吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

くろにゃん帰還

2017年03月17日 | 

しばらく貸し出していたのです。

軽トラ スバルサンバー くろにゃん号(正式名称 黒い顔の白猫号)。
晴れてご帰還となりました。

加えて貸し出し最後の一仕事。 

車交換のため、富士見の西友(長野県諏訪郡)に代車で向かいました。距離約60km。
クルマはプジョー206。
3ヶ月あまり手許にあったのですが乗り回すこともなかったので、これが最初で最後のドライブ。

この206、やけにトルクがあるので見てみたら2リッターでやんの! 

 

こういう小さい車体にデカいエンジンを積むのって国産車じゃなかなか無いよね。
ボディ剛性も余計に確保しなきゃならないし。
税制の関係もあって。税金が高いのに車体が小さいってのはマーケット的に不利なのよね。

これは実に使い易い。マニュアル5速だけれど、ゆっくり走りたいのなら時速30kmあたりからトップギアで踏ん張るから頻繁なシフトは不要だし、ちょいとやんちゃをしようと思ったらビューンよ。
いやいやいや、これはアツいわ。なんか少年の心に火が点いちゃいそうよ。
フランス車はシートが良いと言うけれど本当だった。 
待ち合わせの場所まで遠回りしたくなってしまったよ。そう遠く、うーんと遠く。
しかしそこは我慢だ。
フランス車も良いなあ! 

一仕事して荷物を積んで久々のくろにゃんで基地へ帰還。
550ccの2気筒は非力ながらよく頑張る!排気音も野太くて心地よいぞ。
そしてしなやかな足!
ポルシェの略式コピーの4輪独立懸架はフランス車にも負けないしなやかさ。 
うん、良い、良いよ。くろにゃん! 
お帰り。また一緒に頑張ろう。

荷降ろしをする時間がないので、とりあえず基地にそのまま格納。

そして「軽」車中泊装備のダイハツハイゼット(セイバー号)で東京へ旅立ったのである。

車中泊装備にも色々あって、炊事、事務所機能まで備えた1週間程度を想定したものから、手足を伸ばして寝られる最小限の装備まで。
今回はその最小限の方。 それが「軽」車中泊装備。
もう春めいて来たし、布団は少なめで。 

そして後にそれを悔やむことになるとは、その時は気付かなかったのでした。


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