●五感俳句062・冷感06・きくちつねこ・2011-11-14
○「くちびるに朝日ひややか竹の春」(きくちつねこ01)
季語(竹の春・秋)
季語「竹の春」は秋の季語。「竹の秋」(春)に対する季語です。青々と竹の葉が茂っています。低くなってきた秋の陽光はくちびるにあたりますが、温めるほどではありません。
○きくちつねこ(1922~2009)
代表句「月夜逢ふみ仏ほどに胸ゆるめ」02
季語(月夜・秋)
茨木県出身。1948年「濱」入会、→大野林火に師事。1971年、→野澤節子の「蘭」入会。野澤節子没後「蘭」主宰。2009年名誉主宰。第3回山本健吉賞受賞。
きくちつねこ掲載句
2013/03/21 03花菜漬まばたきに音あるごとし(花菜漬・春)〈方法・幻聴〉
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