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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■五感俳句689「日出於忌や苦みの抜けぬ塩蕨」(齊藤泥雪)

2025-02-28 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句689・味覚48苦み6・齊藤泥雪01・2025-02-28(金)
○「日出於忌や苦みの抜けぬ塩蕨」(齊藤泥雪01)
○季語(日出於忌・初春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:今日は弘前出身の俳人・→斎藤日出於(1923-1979)(「澁柿園」創刊者)の忌日。掲句の作者も同郷で「澁柿園」代表だった。塩漬けの蕨であるがなかなか苦みが抜けない。


齊藤泥雪(さいとうでいせつ)(1937-2021)
○好きな一句「卒業の列が過ぎゆく大鏡」02
○季語(卒業・仲春)(「→現代俳句データベース」より引用)

【Profile】:青森県出身。「草樹」同人。「澁柿園(じゅうしえん)」前代表。弘前高校の職場句会「鏡陵句会」を指導した。


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