●五体俳句245・肱（肘）04・猿橋統流子01・2015-09-22（火）

●五体俳句245・肱（肘）04・猿橋統流子01・2015-09-22（火）

○「爽やかに阿修羅の肱の尖りけり」（猿橋統流子01）

○季語（爽やか・秋） 「さわやかにあしゅらのひじのとがりけり」（→「花に想いを!!」より引用）

【鑑賞】：一度は肉眼で拝んでみたい、→奈良興福寺の国宝・阿修羅像。左右六本の腕の肱が角度を変えて爽やかに尖っています。【→五体俳句-索引　→俳人一覧（あ・か・さ・た・な・は・ま・や）】

 

●猿橋統流子（さるはしとうりゅうし）

○好きな一句「まつすぐに夏来つつあり沖の真帆」02

○季語（夏） 「まつすぐになつきつつありおきのまほ」

【Profile】：1912年、京都府出身。舞鶴市在住。→大野林火に師事。「濱」同人。俳人協会会員。