●五感俳句438・湿感17・福島晶子1・2019-07-01(月)
○「大仏の胎内にある梅雨じめり」(『海月』2002)(福島晶子1)
○季語(梅雨・仲夏)(→「ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:長野善光寺の胎内めぐりをしたことがある。真暗闇の深く狭い空間で、なんと渋滞してしばらく動けなかったという衝撃的な記憶がある。ましてや掲句は梅雨の湿りの時期。「胎内めぐり」はぜひ、空いている時間と爽やかな時期を選びたい!。
●福島晶子(ふくしまあきこ)
○好きな一句「うたかたの呼吸してゐる海月かな」(『海月』2002)2
○季語(海月・三夏)(引用同上)
【Profile】:1943年東京都出身。フリー写真家。1968年集英社プレイボーイ「海から来たレオ」「アダムとイブ」等が国内外の話題となる。1970年東京中日スポーツ「どろどろぱあ」100回写真連載。局長賞受賞。1992年→前田吐実男主宰「夢」所属。1996年、→復本一郎(鬼ヶ城)代表「妙連寺俳句会」入会。1998年復本一郎代表「鬼の会」発足より入会。
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