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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■五感俳句690「雛の日やはじめ冷たきイヤリング」(『舵』2014)(利普苑るな)

2025-03-03 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句690・触覚30冷・利普苑るな01・2025-03-03(月)
○「雛の日やはじめ冷たきイヤリング」(『舵』2014)(利普苑るな01)
○季語(雛・仲春)(「→閑中俳句日記(別館)-関悦史-」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:冷たさを感じる触覚は5句目であるが耳の冷たさは初出。雛祭の日。はじめは耳に冷たいイヤリングも春の日の中でしだいに冷たさがなくなってくるのだ。


利普苑るな(りーふぇんるな)(1959-2016)
○好きな一句「円錐に頂点ひとつ油蝉」(『舵』2014)02
○季語(油蝉・晩夏)(引用同上)

【Profile】:広島県福山市出身。大阪府豊中市に居住した。「」を経て「」同人。


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