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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

○五感俳句494「茶にほぐす固き仏飯震災忌」(『山の声』2015)(松本可南)

2020-09-01 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句494・質感65固9・松本可南03・2020-09-01(火)
○「茶にほぐす固き仏飯震災忌」(『山の声』2015)(→松本可南03)
○季語(震災忌・初秋)(「俳句界201703」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:仏壇に供えた仏飯(ぶっぱん)を、生きた人間が腹におさめる。それには食物を彼岸から此岸へと戻すという軽い儀式が必要だ。ここでは「熱い茶をかけてほぐす」という行為である。


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