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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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■方法俳句611「ふんはりと吹かれて芽ばり柳かな」(角谷幸子)

2023-03-15 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句611・オノマトペ85・角谷幸子01・2023-03-15(水)
○「ふんはりと吹かれて芽ばり柳かな」(角谷幸子01)
○季語(芽ばり柳・仲春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「→きごさい歳時記」の解説では「柳の芽」(子季語:芽柳・芽ばり柳):「柳の新芽のこと。柳が芽吹くのは桜の花のころと重なり、その柔らかな緑の芽は古来春の代表的な色どりとして『柳桜』と愛された。」とある。「ふんはりと」はこの見た目の柔らかさのオノマトペ。水辺の「猫柳(初春)」の柔らかさも同類。


角谷幸子(かどやさちこ)
○好きな一句「縁側のお手玉ふたつ暖かし」02
○季語(暖か・三春)(引用同上)

【Profile】:1926年大阪府出身。→今井杏太郎(1928~2012)に師事。「魚座」(1997~2006)同人。


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