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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■方法俳句576「ものの芽の夜々の騒ぎにねむられず」(小寺正三)

2022-03-31 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句576・幻聴3・小寺正三01・2022-03-31(木)
○「ものの芽の夜々の騒ぎにねむられず」(小寺正三01)
○季語(ものの芽・仲春)(「俳句研究198706」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:これは芽づいた木々の風に揺すられる物理的な音ではないかも知れない。ものの芽たちが膨らみ開こうとする「夜々の騒ぎ」は心の中に響いてくる。

小寺正三(こでらしょうぞう)(1914~1995)
○好きな一句「野に立てば北も南も花盛り」02
○季語(花盛り・晩春)(引用同上)

【Profile】:大阪府出身。小説家。→川端康成のいとこの子に当たり、川端に師事して小説を書く。


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