○次元俳句606・捲れ(空間)・鈴木伊都子01・2023-02-05(日)
○「春宵の少しめくれて鏡掛」(『雪間草』2007)(鈴木伊都子01)
○季語(春宵・三春)(「→ふらんす堂」より引用)※【春宵しゅんしょう】:春の夕方。春のよい。【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:鏡掛の下部のほんの一部分が捲れている。捲れた部分の鏡の地肌には何が映っているのだろうか。次元の「捲れ(空間)」は初出。
○鈴木伊都子(すずきいとこ)
○好きな一句「山吹や誰にも会はぬ切通し」(「香雨」202010)02
○季語(山吹・晩春)(「→涼野海音の→俳句部屋」より引用)
【Profile】:1937年宮城県出身。1984年→鷹羽狩行主宰「狩」入会。1987年狩同人。1993年狩15周年記念弓賞受賞。2007年第14回俳人協会俳句大賞準賞受賞。→片山由美子主宰「香雨」参加。
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