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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句687「白梅のもっとも近きところまで」(『くちびる』2002)(漠夢道)

2025-02-09 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句687・近(空間)4・漠夢道01・2025-02-09(日)
○「白梅のもっとも近きところまで」(『くちびる』2002)(漠夢道01)
○季語(白梅・初春)(「→現代俳句名句選・季節別作品選/春」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえすせぬねへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:掲句の「白梅」という季語以外の要素は「近い」ということだけである。「白梅」という言葉に対して「近い」という言葉は最も美しい願望のひとつである。


漠夢道(ばくむどう)
○好きな一句「独活小屋へゆくなら渡る橋がある」(『棒になる話』2017)02
○季語(独活・晩春)(「→俳諧師 前北かおる」より引用)

【Profile】:1946年北海道出身。1967-1970年東洋大学文学部国文学科在学中より、光栄堯夫氏と詩誌「L’ETRANGER」編集発行。1976年「朔日会」入選。1990年「桜狩短歌会」に入会し俳句作品を発表。


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