●方法俳句442・語句すり替え5・大野洒竹1・2019-08-03(土)
○「裸子を追へば炎天逃げ廻る」(大野洒竹1)
○季語(炎天・晩夏)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「炎天を」の「を」を省略したともとれるが、もう少し面白く鑑賞したい。逃げ回るのは裸の子供であるのだが、いつしか「子供とともに逃げる炎天」を追いかけてしまっている。
●大野洒竹(おおのしゃちく)(1972~1913)
○好きな一句「青すだれ御免蒙つてくぐりけり」2
○季語(青すだれ・三夏)(「俳句αあるふぁ2014年2-3月号」より引用)
【Profile】:熊本県出身。俳人・医者。佐佐醒雪らと筑波会を創立、→尾崎紅葉らが秋声会を結成するとこれに加わり、→正岡子規に対抗する一派を成した。俳書収集と俳句研究の功績が大きく、蔵書は洒竹文庫として東大図書館が所蔵している。(「美術人名辞典」より引用)
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