○五感俳句677・嗅覚125・遠藤はつ01・2024-12-02(月)
○「柊の花の香の濃き籬あり」(遠藤はつ01)
○季語(柊の花・初冬)(「俳句小歳時記(水原秋櫻子編)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:嗅覚が一番記憶に残るといわれるだけあって五感の嗅覚は125句を数える。その籬(まがき)の中に柊(ひいらぎ)の花が匂う。金木犀のような華やかな香りである。
○遠藤はつ(えんどうはつ)(1886-1983)
○好きな一句「遊ばせて置く手淋しく炭をつぐ」(『初明り』1975)02
○季語(炭をつぐ・三冬)(「→句集「初明り」(遠藤はつ)」より引用)
【Profile】:東京都出身。二六新報社社員となり→幸田露伴に師事。1911年「青鞜(せいとう)」発起人のひとりとなる。1949年から→水原秋櫻子に師事、1965年「馬酔木」同人となる。1975年句集『初明り』で馬酔木賞受賞。
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