●五体俳句373・息1・伊藤政美1・2018-4-3(火)
○「息荒く人来て椿まつ赤なり」(伊藤政美1)
○季語(椿・三春)(「俳句四季201703」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:番外編「五体」から離脱したもの。「声・糞・涙・泪・汗・鼾」ときて、五体の「口腔」から排出された「息」。息が荒くなるほど急いで来た人の前にある真赤な椿である。
●伊藤政美(いとうまさみ)
○好きな一句「次の世も会ひたき人と花に居り」2
○季語(花・晩春)(「俳句四季201609」より引用)
【Profile】:1940年三重県出身。1963年、→山口いさをの「菜の花」創刊に参加。「菜の花」主宰。現代俳句協会理事、三重県俳句協会副会長。三重県文化功労章受章。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます