○挿絵俳句683a・スキー板・鎌田透次697a・2025-01-12(日)
○「山頂へ舳先を向けてスキー挿す」(『遠景』2025)(鎌田透次697a)【→Haiku and Illustrationへ →第14句集50句へ】
○季語(スキー・晩冬)
insert skis into
the snow field
align the tips / Touji
【作句メモ】:二人とも雪国生まれ雪国育ちなのでスキー板とスキー靴はそれぞれ所有していた。しかし二人では一度もスキー場へ行ったことがない。私の物は1・2回ほど使用した。ヒッコリーの艶消しの黒の板。ずいぶん昔に処分した。君の物は昔勤めていた職場の近くのスポーツ用品店で買ったという。一度も使ったことがないと話していた。ついこのあいだ処分した。しっかり地上を歩くということが目標である今やスキー靴を履くなど思いもよらない。今日は「スキーの日」。拙句を一句「→私をスキーをした頃に連れてつて」(『蒼穹』2019)(鎌田透次)。
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