●特集俳句401・家屋俳句2-10土間・柴﨑左田男1・2018-10-19(金)
○「秋光の土間の庭瘤兄老いし」(柴﨑左田男1)
○季語(秋光・三秋)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)※庭瘤(にわこぶ):土間などの、人の出入りの多い所にできる凹凸。【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:家屋俳句2の最後は「土間」。その黒い凹凸は今でも脳裏の片隅に残っている。さらには足裏の感触としても。もちろん生家の風景ではない。
●柴﨑左田男(シバサキサダオ)
○好きな一句「稲雀声もて夕日弾きけり」2
○季語(稲雀・三秋)(「俳句界201603」より引用)
【Profile】:1934年茨城県八千代市出身、神奈川県在住。1954年、→秋元不死男に師事。「氷海」同人。「紫陽花」主宰。1961年「窯守の唄」により第7回角川俳句賞受賞。1992年、国際芸術文化賞受賞。日本詩歌句協会理事。
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