“期待”について

私たちは

ものごとに期待し、それが期待どおりにならないと

「裏切られた」という気持ちになることがあります。

 

良い例がスポーツの応援です。

 

「国の代表なんだから、これくらいして欲しいな」

「応援しているのだから、頑張って欲しいな」

と期待します。

 

そして、期待どおりの結果が得られないと

とても残念に思ったりします。

 

そして、スポーツ中継のインタビュアーは

そういうことを前提にして選手にインタビューします。

 

試合の終わった選手に

特に、今一歩で金メダルや優勝に届かなかった人に対して

叶わなかったことについて

まるで傷口に塩を塗るようなことを平気で聞いたりします。

 

あるいは「次の課題は？」

みたいに

これまでやってきたことのダメ出しと

さらなる期待とプレッシャーをかけます。

 

やっている本人（たち）は精一杯やって

その結果になっているはずです。

 

運もすべてひっくるめて、そのときの実力です。

 

結果に対して一番悔しいのは

他の誰でもない本人のはずです。

 

自分勝手に期待して、自分勝手に裏切られて

自分勝手に批判する減点主義よりは

努力をねぎらう加点主義でも良いのではないでしょうか？

（こう思うことも、私の“期待”なのかも知れません）

 

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