会談に先立って、米中関係全体から台湾問題は明確に切り離されるべきであることが確認された。
この問題に関する中国側の提示は2点。一つ目は、北京は台湾に対する武力行使の選択肢を放棄しないということ。それは当然ながら、いつの日にか武力を行使するということである。二つ目は、少なくとも当面、中国はこの武力行使の日を先延ばしするつもりだということだった。
毛沢東「彼らは反革命分子であり、われわれと協力できるわけがない。われわれは当面、台湾なしでもやっていける。この問題は100年後に解決できればいいだろう。この世界の物事をそのように性急に捉えるべきではない」
毛沢東「そんなに大急ぎでやる必要がどこにあるのか。たかが1600万人が住む島じゃないか。あなた方との関係について、私は100年はかからないと考えている」
キッシンジャー「そうあってほしい。私はもっと早く達成すべきと思います」
毛沢東「それはあなた方が決めることだ。われわれがせかすことはない。あなた方が必要と思えば、われわれはそうする。あなた方が今できないと思うなら、われわれはそれを後日に引き延ばせる」
キッシンジャー「それは必要かどうかの問題ではありません。実行できるか否かの問題です」
毛沢東「同じことだろう(笑)」
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