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ラジオでシンポジウムのことを宣伝しました!

2012-03-21 23:37:29 | 自然エネルギー

エフエムびざんに出していただいて、24日のシンポジウムのこと、

自然エネルギーのこと、1時間も話させていただきました。

パーソナリティのSさんは、とても素敵な方で、こちらが気持ちよくしゃべれるようにする才能にあふれる方だったのでしょう。あっという間の60分でした。

以下にご案内しますね。

シンポジウム

「再生可能エネルギーと地域づくりを考える」

 3月24日(土) 14:00~

会場 佐那河内村民体育館(旧中学校体育館)

(徳島市内から約30分、石井町から神山経由で約30分ですよ!)

徳島県名東郡佐那河内村下字西ノハナ27番地 088-679-2111(佐那河内村役場)

 東日本大震災から一年。復興はまだその道のりが始まったばかりですが、その過程で私たちは震災以前から日本社会が抱えていた二つの大きな問題に改めて気づかされました。

それは中山間地域の過疎化と電力を中心としたエネルギー問題です。

そこで私たちは、昨年11月、63歳で逝去された佐那河内村出身の写真家、荒井賢治さんが、過疎化が進む県内の集落をテーマにした写真展「限界集落-ふる里に抱かれて」を開催すると同時に、「持続可能な集落とは何か」をテーマに、地域や自然エネルギーのあり方を考えるシンポジウムを開催いたします。

基調講演として「環境モデル都市アクションプラン」を掲げる高知県檮原町の矢野町長に、自然エネルギー発電を基本にした環境共生型のまちづくりの成功例、国の各省の審議委員を務める東京都の谷口氏に全国の具体的な事例、風力発電の第一人者である斉藤氏にも豊富なご経験をお話いただきます。その中でこの二つが密接に関係していることに驚かれるはずです。

限界集落に住む人々の美しさに光を当てるとともに、それを懐かしむのではなく未来に向けた持続可能な地域づくりへと繋げていく智恵を地域のみなさんと共に学びたいと思います。

自然エネルギー発電は単に環境の負荷低減だけではなく、地域経済再生の鍵なのです。

                              

 14:10 基調講演

「再生可能エネルギーと地域づくり」

                         高知県高岡郡梼原町長  矢野富夫 氏

 「再エネが地域にもたらすもの~全国の事例より~」

                         東京都環境局       谷口信雄 氏

 「風力発電事業は成功できるか」

                          ウィンドコネクト株式会社 代表  斉藤純夫 氏

 15:20 パネルディスカッション

パネリスト 梼原町長    矢野富夫 氏(←パワフルです!)

        上勝町長     笠松和市 氏(←環境問題やる気すごいです!)

        神山町長     後藤正和 氏(←温和な方です)

        佐那河内村長  原  仁志 氏(←佐那河内への想いは強い!)

         市民がつくるエネルギー 代表 吉田 修 氏(←私の連れ合いです・・・)

       ウインドコネクト株     代表 斉藤純夫 氏(←時代の申し子のよう!)

コーディネーター            谷口信雄  氏(←国をリードする都の環境政策仕掛け人)

コメンテーター (独)科学技術振興機構 環境・エネルギー領域チーフアドバイザー 

                 岡田久典 氏(←東北復興PJでお忙しく日程をやりくり中です。)

 

17:00 終了予定 

主催:佐那河内村、徳島再生可能エネルギー協議会

共催:市民がつくるエネルギー(略称・Cエネの会)

後援:徳島県、四国放送株式会社、NHK徳島放送局 徳島新聞社、

株)エフエムびさん

 

 

 

 

 

 

 


一気に読みました【証言】奪われた故郷

2012-03-21 23:03:31 | 

福島に通い続けるS先生が持って来てくださった飯館村の酪農家・長谷川健一さんの叫びです。

福島の方の生の声を聞けることは自分にとっても、とても意味があるし、
聞きたくてたまらなかったことなのでした。
だって、いつもそのことを考えているのに、福島の方の声を聞く機会は
本当に少ないのです。
(神田香織さんのお話もとても参考になり、聞いて嬉しかったです。
辛いけれど、自分が想いを寄せている人たちの生の声を聞けることは嬉しいので
すね。)

夜、布団の中で一気に読んだのですが、
声を出して泣いてしまうほど、生々しかったです。

息子さんが一度都会に出て別の仕事に就かれていて、
「酪農は自分らの代で辞めような」と夫婦で話し合われていたところに
息子さんが「やはり酪農をやりたい」と帰って来られて、とても嬉しかったこと。
お嫁さんも来てくれて、孫も生まれて、新しい子牛小屋も建てて、
本当に家族みんなで頑張っていた矢先に、原発事故で「人は逃げろ、牛は動かすな」
と言われたことの辛さ。
牛小屋も本当に綺麗にして、家族同様に毎日牛の世話をしている原発事故前の様子が
写真からもよく伝わりました。
これからどうすればいいのか、この本はよく教えてくれていると思います。

石巻とガーナをつなぐ

2012-03-21 22:41:15 | 日記

日曜日の午後、NPO「TICO」の地球人カレッジへ。

講師は石巻渡波地区でボランティアセンターを切り盛りし、被災者支援に取り組む菅野芳春さん。

元ガーナの青年海外協力隊員の彼は、ある村の副酋長になってしまうほど、現地に溶け込んだ活動をしていたことでその筋では有名な人らしいです。石巻でも、もう1年以上も活動されています。

当初の炊き出しから始まって、泥出し、自転車、自動車の修理、救援物資の整理保健衛生の改善など、「やるべきことは何でも」というところなど、被災地では途上国での活動と共通したものがあるようです。

また、自分たちの支援は、寄付をしてくれた人たちのために、彼らのできないことを代わりにして挙げる「究極の代行業」と言っていました。

支援は「雇用をつくる」という第2段階に入っていて、「ガーナのお母さんたちによるろうけつ染めの布を、渡波地区のお母さんたちがバックにして売る」というアイデアはいいなぁ、と思いました。

わたままプロジェクトでは、宅配のお弁当屋さんを始めたようで、地域に200食を提供しているそうです。

さくら診療所で毎月一度、もう10年以上続いている地球人カレッジです。外に出るとミモザの花が風に揺れていました。